スペインの人気闘牛士、牛に角で刺されて死亡 フランス
2017年06月18日 13:33 AFP
【6月18日 AFP】フランス南西部エールシュルラドゥール(Aire-sur-l'Adour)で17日、スペイン人の一流闘牛士が
牛に角で刺され、搬送先の病院で死亡した。医療関係者が明らかにした。
死亡したのはスペイン北部バスク(Basque)出身の人気闘牛士、イバン・ファンディーニョ(Ivan Fandino)氏(36)。
仏エールシュルラドゥールで開かれていた闘牛祭で闘牛に出場中、マントに足を取られてよろめいた際に牛に突かれ、
その角がファンディーニョ氏の肺に刺さった。
闘牛は数百年の歴史を持つスペインの伝統競技。1年の開催回数は約1800回、計600万人の観衆を集める。
闘牛はスペインの文化に不可欠な芸術のひとつだという声がある一方、動物愛護の観点から闘牛廃止を求める
当局への圧力はますます高まっている。
仏エールシュルラドゥールの闘牛祭で、牛に角で刺されて負傷したスペイン人闘牛士イバン・ファンディーニョ氏(2017年6月17日撮影)