サンクトペテルブルクのテロ 「ダーイシュ(IS)」が犯行声明
27日、サンクトペテルブルクのスーパーマーケットで起きたテロ事件について、国際テロ組織「ダーイシュ(IS)」が犯行声明を
表した。急進主義者の情報活動をモニタリングするSITEのサイトが報じた。
犯行声明によればテロを遂行したのは「ダーイシュ」の下部組織のメンバーら。
12月27日、サンクトペテルブルクのスーパーマーケット「ペレクリョスタック」で金属片が混入された手製の爆発物が爆破した。
これにより18人が怪我、8人が今もなお病院に収容されている。
プーチン大統領は事件をテロと断定した。
プーチン氏は、連邦保安庁(FSB)長官に対し、法の枠内で自制しつつ行動するよう、しかし作戦に従事する職員の生命に脅威が
ある場合には「誰も捕虜に取らず」現場で犯人らを排除するよう命じたと語った。
サンクトペテルブルクのスーパーで爆発。被害者が出た模様
2017年12月28日 01:44 SPUTNIK
緊急事態関連省庁の発表では、この爆発で9人が被害を負ったとみられている。爆発が起きたのはサンクトペテルブルク市内の
娯楽総合施設。
爆発が起きたのは市内北部のコンドラチェフスキー大通りにあるスーパーマーケット「ペレクリョスタック」。
現場では50人を超す市民が避難誘導されている。
4人がすでに病院に収容されている。
現場では非常事態省と医師らが救助作業にあたっている。
現在の情報では、荷物を置くロッカーで 爆破物が作動したものとされている。爆破物はまだ確認されていない。
捜査委員会はサンクトペテルブルク中心部のショッピングモールでの爆発を爆破事件と断定。
爆破物は手製で爆発の威力は200グラム。
爆破物には殺傷能力を高めるために金属片が混入されていた。
爆発は殺人を目的とした「爆破」事件と断定。
ロシア西部サンクトペテルブルクのスーパーマーケットで発生した爆発で、現場で作業に当たる警官と消防士ら(2017年12月27日撮影)