シカの獣害対策、様々な方法を試しながら日々模索されているのではないだろうか。
正直、「この対策が1番効き目がある、シカなどの獣害対策として全国統一に○○対策を推奨していこう!」なんて言われても・・・、心の中で思うだろう「いや、地域によって課題点や被害の度合いも違うだろうし、なんていったって住宅近くの土地なのか山の奥地なのか、平地なのか斜面なのかでは話が変わってくる」って・・・。はい、私もそう思います。
育て始めた野菜や果物、お米など食料関係にとどまらず、林業地帯にも影響を及ぼす。農業は約1年サイクルの周期だが林業は50年~100年と非常に周期が長いため、植林して10年経つ林地全てに被害があったら、10年間分の努力が水の泡だ。そんなことはどうにか、避けていきたい。
だから、色々試した中で一番費用が抑えられて、且つ最も効果がある対策を個々で見つけていくしかない。被害にあった場所をよく見ると、もしかしたら野生動物の習性が分かるような痕跡が残っているかもしれない、動物の習性を生かした対策、あるいは私達、人でも嫌悪感を抱く対策をとっていくといいのではないか。
シカなどの害獣から農地や林地を守る方法として、今ユニークな方法が注目されている。
その1「強烈なヒトデの匂いでシカなどの害獣を追い払う」
ヒトデの匂いは、計測機では数値が出ない程の刺激臭を放つ。(計測不可能)
【害獣対策にまさかの救世主】
その2「ヤギを飼う」
ヤギの習性として、人懐っこい性格をしており一度ヤギの視界に捉えた動物はじっと見つめて近寄る習性がある。見つめられると野生動物は、危機を感じ逃げるらしい。
【ヤギが集落の救世主】
その3「シカの習性を生かしたやり方でくくりわなを設置し、捕獲」
シカが餌を食べる時に口元の横に前足を置いて、食べる習性があります。この習性を生かした方法で、くくりわなを設置し、シカを捕獲するという方法。
【シカの食害から森を守るには?小林式誘引捕獲法の説明あり】
その他にも様々な捕獲方法があるかと思いますが、それぞれの地域、土地にあった対策方法で、皆さんと一緒に頑張っていきましょう!
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