ハブのベアリングチェック

街乗りＭＴＢの後輪から時々　カンカンと異音と振動を聞く様になった。

スポークの緩みかと思ったが違うようだ。
以前、前輪が走行中　同じような事があり、ホイールを外してみた所、ゴリゴリと回る感触があり、ハブのカップ＆コーンの締め付けが
甘くなっていてベアリングの1部が磨耗して、ボール当たりのカップ部にも傷があった。

後輪ホイルをはずして手に持って回すと、若干1部振動が感じられる。ハブの締め付け不足の偏心やガタはない。
じゃあばらしてみるかということで・・

まずカセットスプロケットをはずさなくてはならない。　スプロケット外し治具のかけ方これでいいんだっけ？


ロックリングを外すために　ロックリング外し治具を差込み、スパナで回す。このときスプロケット外し治具は
チェーンの部分を大き目のスプロケットに掛けて、ハの字の形で両方下方向に力を加える。


えらく締まっていて、外すのに一汗かいた


１５ｍｍ角の薄い専用スパナでロックナットを外す


片方のシーリングカップを手で回して外し、ハブのシャフトを引き抜く


外したシャフト、シーリングカップ、ベアリング。
ベアリング玉に特に目立った傷や磨耗跡はない。シーリングカップ部も正常。原因が不明
ベアリング片方９個づつ入っていたんだ、しかし１個見つからない・・　どこに落としたんだ。探すこと１０分あまり、
ようやく出てきた
クリーナーで洗浄、グリスアップし、とりあえず再度取り付け


スプロケットも油と泥だらけだったので少しアバウトに落とす。手がかなり汚れた、この場合、写真のオレンジの皮の抽出液
ディグリーザーをかけるときれいに油汚れは落ちる



後輪再度取り付けて、様子を見てみることにする