徒然なる写真日記

趣味に関する事や、日々の中での出来事を脈絡もなく貼り付けていく絵日記帳ブログです

2019インフレータブルカヤック・バックボーン製作

2019-09-08 06:50:15 | 奥日光
夏になると物置から引っ張り出して湖に涼みに行く インフレータブルカヤック。 空気を膨らめせて船艇を作るので、底部はベタ底で安定しているが、直進性が欠け、速度が出ない。 また底部にフレームがないので、空気をかなり入れて圧力を増しても、体重が重い自分では少したわむ。

「バックボーン」という船底を前後に貫くフレームを装備できるらしいので調べてみると通販で米製のものが15000円程。
自作している人のブログを参考に、素材を見つけて自作してみる。

30年ほど前購入し、使っていないドーム型テント(2人用)のグラスファイバー製ポール14本(約Φ8mm)、塩ビパイプΦ20mm
グラスファイバー製ポールは4本束×3、2本束×1。ポールは4分割となる。船底の長さを計り、ポールを接合したものと、塩ビパイプをカットしたもので長さを合わせた。4本束のポール同士を接合するのにやや難があるが、ポールの間に入っている短い塩ビパイプは、ポールをジョイントした後、開いて外れないようする事と、ポール金属部がインフレ―ターの壁に擦れないようにする目的で入っている。  


船頭部  先端部はビニルホースを取り付けあたりを幅広く



船尾部


船のシェルに底面設置し、接合完了  バックボーンを装備すると剛性がUPし、直進性や速度が若干良くなる


インナーチューブ部を上に被せる、このカヤックの場合、側室と底面の2気室なので、底面気室部の下にフレームができる。
底面部の空気を徐々に入れ、バックボーンが船底の真ん中にきているか確認し調整する。


裏返してみたところ。バックボーンのシルエットが中央に見えるのでOK


中禅寺湖に浮かべる。赤岩付近。 船の縦方向の剛性は増したと思う。今まで座った部分から若干‟くの字”に沈むこともあったから。
直進安定性とスピードはあまり効果が感じられなかった


今年の夏は天候不順だったが、久しぶりに青空が見えた。湖面の色も3色のブルーに見えて彩色が綺麗だ









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