稲作の板付遺跡
これまでは出題の少ない時期でした。本腰を入れましょう。
弥生時代です。
キーワード:稲作・・・北部九州が稲作先進地とされる。
弥生土器・・・東京の弥生で発掘されてその名がある。
焼成温度が高い。薄手でかため。
青銅器・鉄器・・・銅鏡や銅鐸 祭りのための宝物(と表現されている)
国の成立・・・紀元前1世紀 100以上の国
金印・・・紀元57年 奴国から使いがあり漢の皇帝が金印を与える
邪馬台国 3世紀 『魏志倭人伝』女王卑弥呼(ひみこ)
魏に朝貢して「親魏倭王」の称号と印をさずけられる
さまざまのロマンを呼ぶ内容があります。ただ確かなことが少ないので、出題は少ないのですが、イメージを覚えておく必要がありますね。
と、ここまで書いて、すみません、やっぱり書き足します。
教科書の枠外に引用文があります。『後漢書』東夷伝には、奴国から奴隷が貢物として贈られ、光武帝は印綬をたまわった、とあります。
命がけで中国へ渡り、中国の一国として認めてもらう様子が伝わります。
奴国が周辺国に主導的位置を得る、あるいはかなりの地位にあったなど、さまざまな考察が出来ます。
確かに純金に近い特別な印ですが、このために多くの人の犠牲があったのだと思います。(実物はかなり小さいです)
金印(ヘビのつまみ)
福岡市早良区吉武遺跡 青銅器
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