「ほ~ら、本物のコーヒーだぞ。」
とほろ酔いの父は、銀色のポットを大事そうに差し出した。
町にたった1件しかなかった、父の同級生の経営する喫茶店のものだった。
中学生だった私の舌に、それはたいした印象はしなかったが、
「本物」と力を込めた言葉だけ妙に記憶に残っている。
本物の味に出会ったのは、ずいぶん後のことだ。
東京でのOL時代、コーヒーの大好きな先輩がいて、
銀座、吉祥寺やらと1杯のコー . . . 本文を読む
生きる 谷川俊太郎
生きているということ
いま生きているということ
それはのどがかわくということ
木漏れ陽がまぶしいこと
ふっと或るメロディを思い出すということ
くしゃみをすること
あなたと手をつなぐこと
生きているということ
いま生きているということ
それはミニスカート
それはプラネタリウム
それはヨハン・シュトラウス
それはピカソ
それはアルプス
すべての美しいも . . . 本文を読む
木曜日担当のノリです
ノリにしては、ここ3日間珍しく、
お酒を飲んでいます。
イベントの打ち上げやゼミの忘年会、
昨日は11月に知り合った社会人の方に
食事をごちそうしてもらいました
食べている間というのは、意外に時間が進まないもので、
食べ終わってから、話をしている時間のほうが
長かったりするんですよね
先週の土曜日、小さなクリスマス会に参加をしてきました
そこでは、学生から、20代、 . . . 本文を読む