どんなことでも

この人 blog を書くのだろうか?

■メーラーだえもんさんへのお手紙

2007-04-18 08:05:09 | コンピュータ
■メーラーだえもんさんへのお手紙
そういえば昔、1yen.cx ってドメインをとっていた頃のこと。
cx ドメインの nic からメールが来た。でも、その From アドレスの @ より後ろが MX でひけなくてエラーメールをはじこうとしている瞬間に見付けました。
急いで、sendmail を止めてメールを出なくしてから MAILER-DAEMON のふりをして
MAILER-DAEMON(メール配送プログラム) のふりをした私。
「@ の後ろが MX に載っていないからメールを弾きました。
MX に載っていないアドレスは X-From: とかに書いて、From: には MX に載っているアドレスを書いてください」ってメールを送ったら、MAILER-DAEMON@ 宛に
nic.cx から
「X-Form: なんてヘッダーを勝手に作っちゃいけないんだよ~」というメールが。
そして数時間後、
「ごめん、RFC 読み直したら X- で始まるヘッダーは勝手に作って良いって書いてあったわ」
という返事。
いや、そんな事を MAILER-DAEMON 宛に書かれても普通読まないんですけど(笑)

これは面白かったです。勿論返事は出さずに無視。

MX: メールエクスチェンジ(メールが行き来するところ = メールサーバ)。電話帳は、名前と電話番号を結びつけるように、MX は DNS という仕組みを使って ドメインとメールサーバーの IPアドレスを結びつけます。
nobody@example.co.jp
というメールアドレスがあると、example.co.jp の MX(メールサーバの IPアドレス) を DNS に聞く。※
IPアドレスが分かると、そのアドレスに繋ぎに行ってメールを転送する。

※ MX に IP アドレスが載っていない場合、A (IPv4) とか AAAA (IPv6) という、メール以外にも使われる汎用のアドレスを調べて、見つかった場合はそこへ繋いでメールを転送することもできるが、推奨されない。nic.cx はこの状態だった。

*** spam ***

2007-04-18 07:12:52 | ニュース
spam に「http://www.imagehosting.com/out.php/i485855_H.jpg」という URL が貼ってありました。
0day な怪しい画像だったりして(^^; とか思いながら開いてみると、株価が上がっているから「HUMET-PBC」の株を買えと。
で、「HUMET-PBC」の頁を見てみると、この spam について書かれた頁があり
KEINE KAUFEMPFEHLUNG ! ! ! NO BUY RECOMMENDATION ! ! !
と、ドイツ語と英語で買うなと。
買ってくれるのは嬉しいんだろうけど、迷惑を掛けるでしょうからねぇ。

頁の右上を見ると vodaphone の広告がちらちらと。こんな広告もあるんですね。面白い。

BCD

2007-04-17 06:29:48 | コンピュータ
次世代プロセッサ、IBMがとんでもないことを考えている
IBMはこのスレッド量の爆発に対応するため、POWER6に10進浮動小数点(Decimal Floating Point:DFP)演算ユニットを組み込む。従来は2進浮動小数点演算で10進浮動小数点をエミュレートし、関係するアプリケーションに対応していた。
コプロのBCD版ですか。
コプロ = CPUにくっつけて特定の処理を CPU の代わりに行い高速に処理できるもの。FPU(浮動小数点演算装置)が代表的(これは、特定の処理 = 浮動小数点演算)。浮動小数点なので、整数の計算ができず(>_<)、整数は CPU が処理する。 MMX や SSE 等の部分が外付けのようなイメージ。
GRAPE も、元々のデータは普通のコンピュータが持っていて多体問題部分の時間のかかるところだけを GRAPE というハードウェアに外出ししていたと思うので、超高性能のコプロセッサと言って良いんじゃないかな?駄目?
ハードウェアにするところを重力相互作用の計算だけにして、時間積分などはホスト計算機が行なうことにすれば、どんな積分公式でも使える。
って書いてるし。
この GRAPE-6A の基盤むき出しの写真は昔のマイコンを思い出すんだが、能力は段違い(^^;

BCD = 2進化10進。2進数の4桁を使って、10進数の1桁を表す方法。普通は、2進数の4桁 = 0~15 で、10進数の 1桁よりも多くの数字を表せるが、0~9しか使わないで そのまま10進数を扱い易くしたもの。0.1 を 2進数で表せない等の理由により、利子の計算などでは必須の機能。COBOL では 10進数として計算するような型も在るらしい。C言語の標準には無い筈。普通の BASIC も普通は浮動小数点だが、一部 BCD を扱える BASIC が在ったような気がする。Z80 のマシン語にも BCD を直接扱える命令がある。(そのインスパイヤ元の 8080 や、勿論その後継機の Pentium4 や、Xeon にもある。)