中学時代に頑張って
第一志望の高校に入り、
期待に胸を膨らませ
始まった高校生活。
ところが、そこで
衝撃的な事実に直面する。
それは何だと思う?
それは
「中学までの自分の位置とは
全く違う現実を
喉もとに突きつけられる」
ってことだ。
栃木県の場合、
宇都宮高校に入学したとする。
その子は中学時代、
学校ではいつもトップに
いたと思う。
友達からも
「頭が良くていいなぁ」
と羨ましがられ、
先生からの評価も高ければ
自己評価も高いよね。
勉強に関しては
無敵
人より優秀
自信マンマン
そんな感覚だよね。
まぁ、
そのくらいの子でないと
宇高には受からない。
ところが、
宇高とってところはさ、
自分とほぼ同じ能力の子が
集まってるんだよね。
つまり、
最下位になる可能性もある。
ビリになるってさ、
頭ではわかってるんだよ。
でもさ、
実際に経験するまでは
「まさか自分に限って…」
そう、
宇高に入った誰もが
思うんだよ。
当然だけど、
宇高に入った子の半分は
「学年の半分以下の成績」
そう。
平均以下の子になる。
そういう世界よ。
これは、宇高に
限ったことじゃない。
どのレベルの高校でも
同じことが起きる。
そこで、自覚するのが
中学時代に少しだけ感じてた
「ほんの少し不得意な科目」
これが、
高校に入って
一気に大きくなって
ワッと表面化する。
英語、数学、理科…
今の自分の中で、
少し苦手かもしれない
という感覚あるかな?
もしあったなら
高校の授業が始まって
10日も過ぎれば
自分のプライドを
ズタズタにされるだろう。
全て現実の話。
その時、
キミの選択肢は
2つしかない。
①その科目を捨てる
国公立大学の合格は諦め、
私大にしぼって勉強する。
②何とか食らいついていく
指定校推薦で大学を目指す子たち、
定期テスト全教科で
高得点が必要だ。
だから、
特定科目を
切り捨てることはできない。
国公立大学への合格を
目指している場合も同じだ。
苦手科目だからと言って、
逃げることは許されない。
その場合、
進むべき道は
「基礎から根気強く反復する」
これしか残されていない。
裏ワザなんてないよ。
コツコツやるっきゃない。
でもね、人間は
心が弱い生き物。
目標が
いつも見えていないと
ポッキリ心が折れてしまう。
だからさ、
本当に当たり前すぎることだけど
今ここで、
自分の目指すべき道を
考えてみることが大切だ。
もちろん、
ウチの塾に来れば、
「心を折れさせない」
けどね。