コロナ禍で学習に遅れが出た
生徒らへの配慮として、
文部科学省が各大学に
個別試験の出題範囲を
例年より絞るよう
求めたことを受け、
対応を協議している
国立大学協会が
「出題範囲の配慮はしない」
とする方針の素案を
作ったことが29日、わかった。
現在、
各国立大に意見を聞いており、
7月の早い段階で
方向性を出すことを目指す。
文科省は今月19日、
今年度に行う大学入試の
日程や内容を示した実施要項を
大学などに通知した。
各大学に対し、
コロナ禍の長期休校で
学習が遅れた受験生のために、
高3で学ぶことが多い科目を
個別試験で出題する際に、
範囲を配慮するよう求めた。
だが、国大協は
各大学に示した方針の素案で、
個別試験(2次試験)の
出題範囲については
配慮しないとした。
一方で、受験生が
新型コロナウイルスに
感染した場合に備え、
3月22日以降に
例年は設けていない追試を
設定することや、
1月25日から2月3日まで
としている出願期間を
広げることも盛り込んだ。
朝日新聞-6月30日 記事より-
6月28日(日)に行われた英検。
受験する高3生、高卒生で
どの会場も大混雑だったみたいだ。
原因はただ一つ。
共通テストにおいて
民間英語試験の導入は
見送られたものの、
多くの大学が
入試制度において
「英語外部検定利用」を残して
スコアしだいで
個別試験が免除されたり、
個別試験の得点に換算されたりと
多くのメリットが
なぜか残されたためだ。
この入試方式を採用する
大学を受ける人は注意してね。
7月から新規に
ウチの塾に入ってくる子たちが
入塾面談で必ず話してくれたこと。
「オンライン授業はダメだ」
ってことだ。
オンライン授業という
形式自体がダメなのか
それとも授業の中身がダメなのか
その子たちに詳しく聞いてみるが、
どちらにしても
「コロナによるオンライン」は
うまく機能しなかったことだけは
間違いないようだ。
今週から
「1ヶ月だけ塾生コース」
に6枚の中学・高校生が参加する。
中3生は
下野模擬テストを受験したばかりだし
校内実力テストも7月に入って
すぐ行われる。
この二つの模試の結果から、
どう合格への道すじを描いていくかが
課題となるはずである。
とはいえ、
その子によって
苦手科目と苦手度合いは
全く異なるのだから、
指導の仕方は人数分だけある。
つまり、
こうすれば全員が受かる
というやり方は存在しないのである。
今年はコロナで出遅れたからこそ、
個人個人のオーダーメイドによる指導が
必ず必要になる。
大手塾はそこまで細かく
一人一人を見てあげられているのか?
今こそ、個人塾が
その個性を発揮し、
子どもたちを引っ張っていくべきだ。
そして高校生。
英検が行われていたという
事実を知らない高3生が
あまりに多いことに驚きだ。
場合によっては、
希望の私大を受けることすらできないことに
一日も早く気づくべきである。
キミらは
情報を知らなすぎる。
これだけ情報が溢れているのに
その情報を掴み切れてない。
今年こそ
大学入試は情報戦ではないか!
受験カフェというものを
2年前から開いている。
そこには
全国の中学生・高校生から
質問が集まってくる。
無料で行っている。
なんでかって?
不特定多数の情報を
得るためでしょ。
私からも
集まる子たちに質問をするのだが
今年で4年連続で
全国の高3生たちにしている質問が
「行きたい大学はどこ?」
である。
大多数の子たちは
「マーチ以上」と答える。
ちなみにマーチ(MARCH)とは
明治/青学/立教/中央/法政
のことである。
その一方で
日東駒専と答える子は
ほぼゼロである。
ちなみに日東駒専とは
日本/東洋/駒澤/専修
のことである。
でもさぁ、
この日東駒専、
どのレベルの子たちが
どの程度受かるのか知ってる?
恐ろしいデータがここにある。
とある県内の高校の進学データだ。
この高校、偏差値が69である。
それじゃ、日大のデータから。
2020年、
41人が受験し
合格したのは11人。
30人も落ちている。
東洋大のデータを見てみよう。
2020年、
63人が受験し、
合格したのは19人。
60%の子は落ちている。
高校受験の時に
偏差値69だったんだよ。
本人も保護者も3年後は
日東駒専は
「滑り止め」
「受験すらしない」
と思っていたよね。
しかし結果は
日本大と東洋大の合計で
104人受験して
30人しか受からない。
10人受けて
受かる子3人
落ちる子7人
厳しすぎる現実…
いま中3で
偏差値70前後だとすると
キミの日東駒専への合格率は
30%しかないんだよ。
何を感じる?
それは、その高校の
「落ちこぼれたち」が
受けたデータだろ?
「自分はそもそも
落ちこぼれねーし!」
そう思うだろうよ。
とはいってもねぇ、
事実は受け止めるしかない。
さて、ここから本題。
当然ながら、
日東駒専を受けるレベルの子は
偏差値69の高校の
全部じゃないことはわかるよね。
入学時の偏差値が69だったとしても
大学を受験する頃には
かなり下がってるんでしょ?
っておもうよね。
確かにそうかもしれないけど
ここ数年、
「滑り止め」だと思って受けた大学が
ことごとく不合格になる、
っていう悲しい話は
ゴロゴロ転がってる。
実際、この高校だと
センター試験で
が82%の得点の子たちが
東洋大に落ちている。
科目数が違うにせよ
今年ウチの塾から
筑波大学に受かった子よりも
センターでは取れてるのに
東洋大に不合格なのだ。
信じられないようなホントの話が
あちこちで見られるのが
大学受験の恐ろしさ。
いいかい?
いま、勉強していない高校生が
全国にいるとすれば
不合格の現実に向かって、
全速力で走ってるのと同じだよ。
我が塾の子たち
覚悟しておけよ!
高校受験の時、
偏差値70でも
日東駒専に受かるのは
3人に1人しかいないんだぜ。
ウチの塾には
国公立大学や難関私大に
現役合格した先輩達が
いっぱいいるよね?
だから
ウチの塾に通っていれば、
自分も当たり前に
難関大学に行けると
勘違いしてる部分がある。
でもさぁ
そんなに甘くはないんだよ。
想像を絶する努力なくして
難関大学には受からない。
それだけは
知っておいて欲しい。