ある中3生の女の子
6月の時点での偏差値は
55に届かない数字。
その後、黙々と
本当に黙々と頑張り
今回、68を突破!
半年で偏差値を
10以上も上げてきました。
しかも、
一度も下がることなく!
この生徒の志望校は
明かさないが
とんでもない努力である。
その努力の数字が
現れているのが
理科社会!
どちらも70を
大きく大きく超えています。
社会なんて、
6月の時点で50ですよ?
理科も50前後。
半年で
偏差値25とか上がります?
上がるんですよ。
これが
覚悟を決めた者の
成績の伸び方です。
さっきまで
自治医大生と
話していた話です。
ウチの塾に来ている小学生が
驚くほど賢いというところから
塾生たちと話すときの
言葉づかいの話になり
そこから
「反抗期を潰す方法」
に到達したのです。
我が子の反抗期を潰すには
「お母さんの言葉づかい」
が肝だってことです。
考えてみましょう。
子どもは
なぜ親に反抗するのか?
そして
なぜ、塾では
私たちに
反抗しないのか?
先生だから?
いやいや
中学や高校には
反抗される先生だって
たくさんいるでしょ?
おそらく
大人もそうだと思いますが
人って
相手からの「圧」で
態度が変わりますよね?
単純に言えば
強面でガタイのイイ人が、
目つきワルイ感じで
むこうから歩いてきたら
ちょっと
ビビってしまうでしょ?
でも
細くて小さいお婆さんが
むこうから歩いてきたら
ビビりはしないでしょ?
分かりましたよね?
それは完全に
「見た目」で
判断してるわけですよね。
先生とかは
その見た目を
うまく活用できるけど
親は
そうはいかないですよね。
要は、
反抗する子どもってのは
相手を見て判断し、
舐めてるってことなのです。
ある日、お母さんが
突然
ダブルのスーツ着て
パンチパーマかけても
子供はビビりませんよ。
でもね
まさに、これなんです。
これをね
「言葉」を使う
ってことですね。
チンピラみたいな言葉で
威嚇しろ
ってことじゃないですよ?
お母さんとしての言葉づかい
子どもが小さいときは
それ専用の言葉を
使いますよね?
でも
子供が
小学生になるくらいから
要所要所で、
「ピリっ」と
違和感を覚えるような
言葉づかいを
していくんですよ。
いつも優しいお母さんの口から
嘘みたいに
男みたいな言葉が出てくる。
たまに、ね。
すると
子どもの中に
「あれ?
もしかしてお母さん、
実はめちゃくちゃ
ヤンキーだった時代も
あるのかな?」
みたいな
心や奥底に
やんわりと「?」を
植え付けておくんです。
マジでビビらせる
ってことですね。
これ、
できるできないは
個人差ありますよね。
かなり演技も
必要かもしれないけど。
でも、大丈夫。
観客が見てるわけでも
ないんですから。
学年が上がるにつれて
その頻度も
増やしたりしていくと
いいかもしれませんね。
この方法、
自治医大生の母親たちが
実践していました。
自治医大生たちは
反抗期らしい反抗期は
なかったそうです。
親であるアナタは
我が子に
自分の価値観を
すり込んでおきながら
我が子に
限られた選択肢を
与えておきながら
我が子の背中を
グイグイ押しながら
「あなたの夢だから
応援してるんでしょ?」
と言っていませんか?
親っていう生き物は
なんとまぁ
身勝手な生き物なのでしょう。
親だから、
我が子夢を
応援するのが当然ですか?
では聞きましょうか?
あなたのお子さんが
「プロゲーマーになって、
年収数億円
稼ぐようになりたい!」
そう言い出したら
いったいどうしますか?
多分、
軌道修正するよう
説得する親の方が
多いですよね?
我が子の夢を応援する!
と胸張って言ってる
親の大部分は
自分の望む道を
我が子に擦り込み
それを自分の夢と
思い込んで頑張っている
我が子を応援している
そんな感じでしょう。
それに我が子が
気づいたときに
あなたのお子さんの歩みが
止まってしまうのです。
親子のトラブル
様々なことが要因になるけど
これもその一つ
なんじゃないですかね?
あなたの夢だから
応援してる
あなたが行きたい
って言うからでしょ?
って、
親が言わなきゃいいのです。
お母さんの夢なんだ!
って、
正直に言えばいいのに。
誰だって、
好きなことには集中できますよね?
でも
ここで言う集中力は
もちろん勉強に対する集中力です。
これはね
集中して勉強することを
徹底的に反復するしかありません。
昨日の小5の子は
90分間、休憩もなしに
授業に集中していました。
あと15分、頑張り抜けよ。
こうやって、
集中力や忍耐力は
練習して身につけ、
向上させていくものです。
○○高校に行きたい!
△△大学に行きたい!
◆◆になりたい!
親の前で
高らかに宣言する子がいます。
別に悪いことじゃありません。
でも、親は
その後の行動を
しっかりと見てあげて下さい。
子どもって本来、
親に認めてもらいたい!
褒めてもらいたい!
って思うものなんですよ。
ちゃんと目標に向けて
行動できてるなら問題ありませんが
宣言だけして
明らかに行動が弱い場合
いまの自分を褒められることが
極端に少ないから
未来の自分を
褒めてもらおうとしてるんです。
そうまでして、
子どもは親に褒められたい。
そこを
しっかり「行動」を見てあげて下さい。