高校選びが、
変な方向に行っています。
大学受験を考えたら、
一つ上の公立に行かないと
可能性が大きく減る
でも、
どうにも無理そうだ。
じゃあ、一ランク下げるか…
だったら、
今の偏差値で単願なら行ける私立に行って
そこで指定校推薦取れば
一つ上の公立に行ったのと
同じような大学に行けるかもしれない‼️
そうやって私立単願を決める。
その思考回路は理解できるんですが、
その決断をした後の行動を見て
生徒自身も親も
あることを
覚悟しないといけません。
どんな行動か。
「もう決まったから
これ以上勉強しない」
そう思った瞬間に、
指定校推薦の夢は
はかなく消えてしまうってことです。
そこからキミの偏差値は
ジェットコースター状態に
どんどん下がっていきます。
でも、
合格は約束されてるから
特に焦らない。
頭の中はもう
「指定校推薦枠がたくさんあるし、
あの大学に行けるかも!」
これしかないでしょ?
これは典型的な失敗例です。
ウチの塾では、
単願で進路確定の段階で
塾を辞めた場合
高校3年間の
再び入塾する権利が消滅します。
なぜって
そのスタンスの子は
高校生になっても
絶対に頑張れないからです。
いいですか?
指定校推薦を勝ち取って、
難関大に進む子たちは
高校の定期考査の終わった翌日も
しっかり勉強するような
子たちばかりなんですよ。
単願で決まったからと言って、
勉強をしなくなったら、
ペース落としたりするような子たちとは
次元が全く違うんです。
高校が人より早く確定したということは
「次のスタートを人より早く切れる」
ということに他ならないはず。
そして
その先の高校の勉強は
まだ高校受験を終えていない
周りの子たちより
もっと確実にキツいんです。
それを分かってない。
勉強をやらなければならないのは
キミは分かってるんだ。
言われなくたって
多分、キミ自身が
一番分かってるはずだよね?
でもさ
なぜか分からないけど
勉強をやれないんだよね?
時間だけが
知らないうちに
数分
数時間
経っていくんだよね?
その後に残るのは
何もやらなかった
ほとんど出来なかった
その記憶と後悔だよね。
他の頑張れている子たちを
思い浮かべながら
ひたすら焦るだけ。
でも、やれない…
でもさ、それは仕方ないよ。
罪なんかじゃない。
悪いことじゃないんだよ。
後悔なんて、要らないよ。
ただ、今、やろうよ。
何でもいい
ノートを開いて
一番簡単な計算からやってみようよ。
真っさらなノートに
自分の文字を残していこう。
問題番号を縦に揃えて書く
=の位置をきっちり揃えて
絵を描くように
一問また一問
それでいいんだよ。
「やらなきゃ」
じゃなくて
なんでもいいから、やってごらんよ。
大丈夫さ。
ここまで頑張ってきたんだからね。
きっと、また
頑張れる日は必ずやってくるよ。
それは
今から書いていく
「一行」「一文字」で始まるんだよ。
頑張れるよ
僕が見てるから。
勉強方法なんて
人の数だけあるんです。
読んで
理解して
覚えて
答える
そのどの段階でも
個人差は当然あるし
能力差もある。
だから
唯一の方法なんて
この世にはないんだ。
子育てだって、そう。
親が違うし、
子どもが違うんだから。
でも
大事なことは
自分が
「これだ」と思う道を
ちゃんと自分の足で
進むってことです。
なんだかなー
って思いながら、
結局、何もしないのは
いちばん意味のない
ことですよね。
僕は
僕の信じる道を進んでいる。
ウチの塾だって同じ。
今、僕の目の前には
中2の姿がある。
さっきは
中3の授業をしてきた。
何をやれ、とか
何も言わない。
でもみんな、
自分の思う「最善」の行動を
とれるようになっている。
中2にもなれば、
もう何度も
失敗をしてきているはずだ。
ただ眺めるだけの時間
意味もなく作業をする時間
それで
低い点を取るという失敗。
それを見て、
自分で反省
そして
改善の行動。
その積み重ね。
これをできる中学生は
実は、なかなかいない。
でも、
ウチの塾の子たちは
それが
できるようになってきてる。
頑張れ!
キミたちの道は
難関大にだって
続いているんだから。
進学校に行って、
そこで十分に
戦えるようになること
それが目標なんですよ。
だからね
中学の教科書を
「読んでも意味が分からなくて」
という状態は
申し訳ないが、
「話にならない」です。
意味が分からないんだよね?
それは分かった。
でもさ
その言葉を言い放って
そこで終わってるよね?
それでどうにかなるのかな?
いいかい?
一行も分からないのか?
一文字も分からないのか?
違うだろ?
違うんだよな?
キミは
逃げてるだけだ。
それじゃあ、
進学校に入ったとしても
その先は暗いよな?
それは
理解できるんだろう?
みんなが知りたいこと
「成績が上位の子は
いったい何を考えているのか」
「成績が上位の子は
いったい何をやっているのか」
「成績上位の子は
どうして頑張れるのか」
そして、その家庭は、親は…
これですよね。
答えは一つ。
みんな必死
これ以上でも、
これ以下でもないのです。
とにかく必死
言葉にすると
とっても簡単ですね。
僕がよく使う手法
大人世代にとっての
「ダイエット」と「給料」
あと10日キロ、
痩せてください。
120日後に測定します。
クリアーできなかったら
その後の仕事のお給料は
1円も出せません。
そんなバカな世界
あるもんかっ!!
って思うかもしれないけど
子どもにとっての受験
我が子の受験は
リアルに
そういう世界に
追い込まれる感覚に近いです。
落ちたら終わり、
みたいなね。
実際には
全くそんなこと
ないんだけど
当事者の精神状態は
そこまで追い込まれます。
さて、
どうでしょう
120日後に
体重10キロ落とす。
そうしないと
同じ仕事をしても
給料はゼロになる。
その状況で
やる気にならない
間食をする
深夜に食べる
酒を飲む
痩せるわけない。
ダイエット、
成功するイメージ
できますよね?
必死ですよね?
10キロ落とすんだから。
食事制限
運動
かなり強く意識して
行動しないと
全く無理ですよね?
成績上位の子って、
何やってるのかしら?
その答えは
120日後に
体重10キロ落としてる
あなたと同じです。
必死なんだってこと。