この桜は 佐伯さんと言う方が仙台から高知県中須賀に移住されて仙台屋という屋号で御商売されて居て故郷の仙台の桜を植えられて居て地元の方が仙台屋さんで咲いて居るので屋号にちなんで仙台屋桜と名付けられていた桜です
現在は その原木も高知県中須賀に現存されて居ると伺って居ります
と『牧野富太郎博士からの手紙』(高知新聞社刊)武井 近三郎著に書かれてあります
地元出身の植物学者の牧野博士が 昭和25年頃に著者の武井氏に宛てた手紙に
『仙台屋ザクラの苗木、接木ができましたなら其苗を御送り下さいますれば大幸に存じます。昨年御恵みの牡丹ザクラと並べて植え我庭の銘木にしたいと存じます』
と苗木をお願いして居るをしていると書かれて居ます
殆んどの方のインターネット上での記載が 命名者が 牧野 富太郎博士と殆んどが書かれておりますが 牧野博士が出身地の高知県に咲く桜を愛でた桜で有る事は間違いない様ですが
牧野博士との書簡が有り御本人の投稿でしたので此方が正しいと思われます
今年も大輪の花が咲いてくれました