悲哀派

こんにちは。フォックス淳子＠香港です。

[china 7119] kabul note

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こちらを御覧下さい：

今日の香港　不謹慎発言　2001.10.12　その１

アフガン難民用に投下した食糧には「アメリカからの贈り物」と記されているが（そして「プロパガンダ」と批判されているが）、どうせならついでに、出資者一覧に日本も載せてもらってはどうか。

阪神大震災の時、被災地募金に寄付したと言って満足気に周囲の人に話して回っていた人たちを思い出す。日本人も決して無償の好意を「善意の匿名」で通すのが奥ゆかしいと考える人ばかりではないようである。

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村上龍が連載していた「希望の国のエクソダス」冒頭を書いたきっかけをご存知なのですね。

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＜悲哀派＞

・少数民族「のみ」に「妙に」親近感を覚える日本人

・当事者でもないくせに、相手の気持ちを「わかった」
　つもりになって「台湾人の悲哀が」「沖縄の．．．」
　「バスクの．．．」などと言ってはウルウルしちゃう

・それがとりもなおさず「相手を自分より低い者として
　見ている」驕りである事に気が付かない傲慢な人たち

＃私は昔から、「一番行きたい所」はアフガンでした。昔から、探せど探せど日本人が発表しているのは「汚れなき瞳の子供たち」とか「我が愛しの大地」とか、そんなのばっかりでした。ウンザリするばかりでした。

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＜参照＞

ゾンちゃんの朝ヤム＆今日の香港ヘッドライン　2001.10.29

ヒューマニズム【ひゅーまにずむ　humanism】
　自分より不幸な人の話を聞いて空虚な同情を寄せることで矮小な
　自分が人格者であるかのように錯覚できる小市民の自我防衛術

身勝手【みがって】
　他人の被害には鈍感で報復に反対したりする割に、ひとたび自分
　が当時者となったら最後、被害者根性ムキ出しで過剰に反応し、
　絶っっっっっ対に、自分から引こうとしない人

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Junko FOX