こんにちは。フォックス淳子@香港です。私もお忙しい熊谷さんのお時間を奪うのは、本意ではありませんので、簡単にお答えします。
[CJNB 1957] ゴマカしているのは朝日新聞ではありません
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そうですね。そもそも、別に熊谷さんご本人に何か責任があるとは最初から思っておりません。が、「つくる会」の人達が自主的に反対派に教科書を見せるとは到底思えない以上、最初に必ず誰かが不当な行為によって検定前の教科書を流出させた筈です。それが不問に伏されるようなら、これからも起きる可能性があるのではありませんか。
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上記から考えると、
・「つくる会」(印刷業者など関係者含む)の所から無断で持ち出した
・文部省内など検定にまわされた先で、誰かが外部の者に渡した
等の方法で流出したと思われます。私は、これは法に触れる行為であると考えますし、例えば「つくる会」が特定の政治家の協力で検定に合格させるような卑劣な手段を取っていたとしても、それとはまた別件であり、やってよい事だとは思いません。が、熊谷さんは、そうは思われないのかも知れません。もしそうでしたら、これ以上は何も反論しません。
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2、3、4はまとめます。産経の中傷など元々本気にしておりませんし、コピー機でコピーすることが悪いと言っているわけではありません。朝日新聞、熊谷さんなど、検定前の教科書の内容を知っていた人がいた以上、上で書いたような行為があったのではないか。そんな事が堂々と行なわれているようなら、いくら教科書に関する主張自体が正当だったとしても、「何をするかわからない人」として、信用出来ないと考えています。
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私も「つくる会」の教科書には反対ですし、彼らの実体については熊谷さんや杉岡さんが書かれた事に同意します。あの人達がやりたいのは、教科書をつくるだけではありませんね。彼らのような人が増えてしまっては無論、困りますし、ここ数年、周りのごく普通の人達ですら、似たような事を言い出す人がしばしばいて、私も大変懸念しています。しかし反対するからと言って「あらゆる手段を行使して」というのは、少し気になりますね。「法の範囲内で、或いは他人に迷惑をかけない範囲内での、あらゆる手段」と解釈してよろしいですか。
思うに、これだけ世間を騒がせて、「つくる会」の教科書がどんなものか知らない学校は、ないのではないでしょうか。ただ、もし採択しようとしている学校があったり、教師等が彼らの教科書を選びたいと願ったとしても、それを外部の者がやめさせるような事があるとしたら、「無理強い」と私は考えます。
「つくる会」がよく「言論の自由」等をたてに自分たちの主張を展開するのは、あざとい詭弁に過ぎないと思いますし、それに反論するのは勿論自由です。が、相手が卑怯だからと言って、自分まで手段を選ばないようになってしまっては、ただの泥仕合です。更に、無関係の第三者にまで何かを強要するような事があってはならない。本人が納得の上でない限り、不満が残り、後で反動が出る恐れがあるからです。
ただ、反対運動というのが、他人の中傷などがない事実のみの情報の配布や、各校への嘆願書提出といったものであって、圧力は一切かけず、そこから先の選択も学校の自由としていらっしゃるのでしたら、異存はありません。
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わかりました。上に書いた事はお気に召さないかも知れませんが、建設的な話し合いには私も賛成します。つきましては、お忙しいとは思いますが、「地元での反対運動」の成果など、具体的なことを教えていただけませんか。現場の声と言うのは、中々マスコミで見聞きするだけでは伝わって来ないし、私のように海外にいる者にとっては尚更わかりにくい。「こういう反響があった」というのを、賛成・反対併せて教えていただければ、例えば香港に日本の教科書問題を懸念する人がいても、事実としてそれを伝える事が出来ます。
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Junko FOX
[CJNB 1957] ゴマカしているのは朝日新聞ではありません
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そうですね。そもそも、別に熊谷さんご本人に何か責任があるとは最初から思っておりません。が、「つくる会」の人達が自主的に反対派に教科書を見せるとは到底思えない以上、最初に必ず誰かが不当な行為によって検定前の教科書を流出させた筈です。それが不問に伏されるようなら、これからも起きる可能性があるのではありませんか。
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上記から考えると、
・「つくる会」(印刷業者など関係者含む)の所から無断で持ち出した
・文部省内など検定にまわされた先で、誰かが外部の者に渡した
等の方法で流出したと思われます。私は、これは法に触れる行為であると考えますし、例えば「つくる会」が特定の政治家の協力で検定に合格させるような卑劣な手段を取っていたとしても、それとはまた別件であり、やってよい事だとは思いません。が、熊谷さんは、そうは思われないのかも知れません。もしそうでしたら、これ以上は何も反論しません。
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2、3、4はまとめます。産経の中傷など元々本気にしておりませんし、コピー機でコピーすることが悪いと言っているわけではありません。朝日新聞、熊谷さんなど、検定前の教科書の内容を知っていた人がいた以上、上で書いたような行為があったのではないか。そんな事が堂々と行なわれているようなら、いくら教科書に関する主張自体が正当だったとしても、「何をするかわからない人」として、信用出来ないと考えています。
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私も「つくる会」の教科書には反対ですし、彼らの実体については熊谷さんや杉岡さんが書かれた事に同意します。あの人達がやりたいのは、教科書をつくるだけではありませんね。彼らのような人が増えてしまっては無論、困りますし、ここ数年、周りのごく普通の人達ですら、似たような事を言い出す人がしばしばいて、私も大変懸念しています。しかし反対するからと言って「あらゆる手段を行使して」というのは、少し気になりますね。「法の範囲内で、或いは他人に迷惑をかけない範囲内での、あらゆる手段」と解釈してよろしいですか。
思うに、これだけ世間を騒がせて、「つくる会」の教科書がどんなものか知らない学校は、ないのではないでしょうか。ただ、もし採択しようとしている学校があったり、教師等が彼らの教科書を選びたいと願ったとしても、それを外部の者がやめさせるような事があるとしたら、「無理強い」と私は考えます。
「つくる会」がよく「言論の自由」等をたてに自分たちの主張を展開するのは、あざとい詭弁に過ぎないと思いますし、それに反論するのは勿論自由です。が、相手が卑怯だからと言って、自分まで手段を選ばないようになってしまっては、ただの泥仕合です。更に、無関係の第三者にまで何かを強要するような事があってはならない。本人が納得の上でない限り、不満が残り、後で反動が出る恐れがあるからです。
ただ、反対運動というのが、他人の中傷などがない事実のみの情報の配布や、各校への嘆願書提出といったものであって、圧力は一切かけず、そこから先の選択も学校の自由としていらっしゃるのでしたら、異存はありません。
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わかりました。上に書いた事はお気に召さないかも知れませんが、建設的な話し合いには私も賛成します。つきましては、お忙しいとは思いますが、「地元での反対運動」の成果など、具体的なことを教えていただけませんか。現場の声と言うのは、中々マスコミで見聞きするだけでは伝わって来ないし、私のように海外にいる者にとっては尚更わかりにくい。「こういう反響があった」というのを、賛成・反対併せて教えていただければ、例えば香港に日本の教科書問題を懸念する人がいても、事実としてそれを伝える事が出来ます。
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Junko FOX