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Re: 料理の優劣?

2005-03-21 19:34:00 | [ML] china-ml (new)
こんにちは。フォックス@日々是快楽

----- Original Message -----
Subject: [china:1244] Re: 料理の優劣?


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> > [2004年06月08日 東京朝刊]
> > 【食の政治学】辣子鶏 毛沢東「唐辛子を食わずに革命はできない」
>
> *****


あ。じゃあ香港にいると不満がたまるでしょう。辛い筈の
ものが辛くない!んですよ。湖南料理は食べた事ないけど
川菜も香港では何だか辛さが控え目。四川人が作ってても、
特に頼まない限り、オリジナルの辛さでは出て来ないです。

湖南人や四川人とは勝負できないものの、私も辛いの好き
なので、よくイライラしています(フォックスさん何でも
美味しく食べるんじゃなかったんですかっ) 中華だけで
なくタイ料理も。インド料理も。何か辛さが今イチ。多分
御子様舌の香港人に合わせる事に慣れきってしまったため
ではないかな。

なので「辣椒油」が必需品。いつも家に常備してあります。
常備も何もパソコンの横に置いてある。外で頼んでも持ち
帰りにして、家でガガガガガガガガガガっとかけています。
革命だ!革命だ!革命だ!(香港人に韓国人と間違われる
フォックス淳子 ←韓国人に失礼だろう)

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【食の政治学】辣子鶏 毛沢東「唐辛子を食わずに革命はできない」
(産経 2004.06.01 朝刊国際欄)


ラー油で真っ赤なスープの魚鍋「水煮魚」やら、唐辛子と花(ホア)椒(チヤオ)(中国サンショウ)で鶏肉の小片を炒(い)った「辣(ラー)子(ツ)鶏(チー)」やら、見ただけで汗が出るような激辛料理が北京の庶民に受けている。四川料理や湖南料理の人気店では、予約なしだと二時間待ちも珍しくない。

山東料理の流れをくむ北京料理には、唐辛子を使ったメニューは少ない。一九七〇年代まで、唯一のまともな四川料理店だった「四川飯店」の料理は辛さを抑え、水煮魚も辣子鶏もメニューになかった。それがいま、なぜ激辛料理なのか。

「唐辛子を食わずに革命はできない」。毛沢東の言は、中国革命の系譜をみると、なるほどと思わせられる。例えば、五五年の軍位階制で革命貢献度を基準に選ばれた十大元帥中、四人は四川人、三人は湖南人が占め、十人の大将中、四川人は一人だったが、湖南人は六人もいた。

中国に南米から唐辛子が伝わったのは明末の十七世紀。四川は古来、食文化で知られ、料理にも趣向をこらす。唐辛子と花椒を併用した「麻辣(マーラー)(ピリ辛)」料理の発達もその一つだ。これに対し、湖南の方は唐辛子一筋の激辛田舎料理が特色。

符中士著「食の自由」(人民文学出版社)によると、唐辛子が清代後期に伝わるまで湖南出身の大人物はいなかったが、伝来後は英雄が続出した。唐辛子が勇猛果敢な精神を培ったためではないかという。毛沢東、劉少奇、彭徳懐、胡耀邦ら湖南人の気性は激しく、同郷人でも対立すると手加減しなかった。トウ小平、朱徳、陳毅、劉伯承ら四川人の団結ぶりとは対照的だ。

八九年の天安門事件後、マイルド料理系の江蘇省出身の江沢民がトップになって以来、「激辛省」の退潮が著しい。現在の政治局員二十四人中、湖南省出身が一人だけで、四川省はゼロ。代わって浙江省の四人など沿海地区や東北の出身者が目立つ。党序列一、二位の胡錦濤、呉邦国もマイルド系の安徽省出身だ。

党指導部の人事は革命の時代が終わった象徴かもしれない。北京の庶民が激辛料理を愛するのは、北京の気象条件に合い、他の料理より安価なためだけのこと、と食通は言うのだが。(北京 伊藤正)

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Junko FOX

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