西表島から石垣島に戻った日の民宿美崎荘で、明美に貰ったレポート用紙に書いたもの。 海を見つめて初めての船の旅揺れる波間 体を踊らせ南へ下る 歓び満ちたキミは心を隠せない船酔いも何のそのしぶきを浴びて 濡れた黒髪明るい笑顔 &n . . . 本文を読む
西表島へ渡る船の時間待ちをしていた喫茶アルバトロスで、ウトウトしていた明美を見ていた時のもの。 潮風の悪戯南の国の潮風が降り注ぐ光りを浴びる黒髪の中爽やかな詩(うた)をささやき吹き抜けて行く悪戯好きな潮風さ海からは逸れてく私の見つめるものは次第にキミの笑顔へと移って行くよああ、離島を通うこの船が運ぶものは人と荷物だけな . . . 本文を読む