西表島へ渡る船の時間待ちをしていた喫茶アルバトロスで、ウトウトしていた明美を見ていた時のもの。
潮風の悪戯
南の国の潮風が
降り注ぐ
光りを浴びる黒髪の中
爽やかな詩(うた)をささやき
吹き抜けて行く
悪戯好きな潮風さ
海からは逸れてく
私の見つめるものは
次第にキミの笑顔へと
移って行くよ
ああ、離島を通うこの船が
運ぶものは
人と荷物だけなのだろうか
心模様に染み渡る
潮風は悪戯が好き
何度も足を運び来て
数しれぬ思い出
胸に秘めてきたのに
今度ばかりは 特別な
何かが異うさ
ああ、二人を乗せてこの船の
行き着くところは
未だ見ない世界の果てのよう
心模様に染み渡る
潮風は悪戯が好き
潮風は悪戯が好き
潮風は悪戯が好き
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