またも風評被害か ? 先日日進市で開催された花火大会で、震災被害地で製造された花火を使用される事になっていたのですが、宮城などの物は打ち上げられたのに、福島産の花火は打ち上げドタキャン。 代って愛知産の物が打ち上げられるという事になりました。 原因はPCなどで一部の市民からの『放射線物質』に対する懸念が広まり、市当局の判断で使用見送りとなったのです。これには花火会社のちょっとしたミスが絡んでいたのは事実なのですが・・。 それは予め花火の材料の放射線物質の線量計測をしていなかったという事で、日進市民が疑心暗鬼になり、予定見直しという事態にまで発展してしまったのです。 花火会社の手落ちと云えば手落ちなのですが、 しかしですよ、 余りにも過剰反応のし過ぎだとも思えるのです。 仮に汚染されていたと仮定して、打ち上げられた花火からどれだけの放射線物質が飛散されるというのでしょう? 地上100m以上で破裂して、風にも流され、広範囲に撹拌されたものが、もしも地上に落下された時に有害であったとするならば、製造段階で職人達はみんな被曝していた事になります。でなければ話しの辻褄が合いませんよね。 でもそんな事は有りませんでした。冷静に考えてみれば、自分達が我が身可愛いさで自ら風評被害を生み出しているのだと気が付いた筈なのです。
この事に限らず、各地でこの様な事を繰り返している間は、被災地の復興などいつになる事やら。 なにが被災地支援なのですか? もっと現実を論理的に見詰めるべきでしょう。 名前だけ、恰好だけ、看板だけの、偽善的な支援の声などもううんざりです。 本当に支援するつもりなら、多少のリスクも引き受ける・・といった覚悟も必要なのではないでしょうか? 今からでもまだ遅くは有りません。 何が本当の支援なのか、今一度考えてみるべきではないでしょうか。
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