時間は止まらなかった。1980年12月8日からとうとう34年もの月日が経ってしまった。この間に世界はどの様に動いて来たのでしょう? いや、何がどの様に変貌したのでしょう? いえいえ、Johnはどの様になる事を望んでいたのでしょうか?今更その様な事を考えても仕方のない事ですが、40歳と74歳の心の有り様を知りたかった…と云う風に思ってしまったのです。「ダブル・ファンタジー」で再起を決意した直後にこの世を去ったJohnが、もし74歳になった今の音楽界を見たら、果たしてどう思ったでしょうね。
瀬戸内海を臨む和歌山県北部、大阪との県境に加太と云う小さな町(村)が在り、その日私はそこで訃報を知ったのです。頭の中が真っ白になり、思考回路が完全に停止した様でした。でも、不思議と納得出来てしまった自分にも気が付いていました。長年Johnを見てきたせいか、38口径の銃でチャップマンに撃たれた事もたいした驚きとは言えませんでした。
ここで、その数時間後にJohn Lennonへの追悼の意を込めて書いた詩を載せてみたく思います。
Mr. John Winston Lennon
貴方の周りでは
昔から信じられない事が多すぎる
それらはいつでも 新鮮な驚きと歓びだった
38口径は気狂いじみているけれど
貴方の死に方としては
不思議と納得してしまえる所が有る
真に悲しくて、不幸で、残念な事
どんな悔やみも賛辞も役立たず
貴方の最も良き時代に
私が貴方に出逢えた事を
永遠に誇りに思います
銀河遥か
飛び出た旅は長丁場
肉体を離脱して 魂は恒久に
真に悲しくて、不幸で、残念な事
不滅の魂よりも 肉体を・・・
幾多の飾られた賛辞よりも
今は ただ一言、ありがとう・・・
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