先日12エクスセンスCI4の不調がありましたが、応急処置をして問題なく使えているのですが、もう一回り太い1.5号を常用することを考慮し、評判のいいレガリスLTをポチッてしまいました。
個人的にこのクラスのリールはI型ノブにしたいので同時購入。
開封してみると
実売1万円しないリールなのに袋がついてる。
袋って昔はついてたのに最近はないなと思ってたのですが、今はまたつけるようになったのでしょうか。
この価格帯でねじ込みハンドルになったのはいいですが、ハンドル側にネジが出っ張ってなくて驚き。そういやダイワはこうだっけか。
とっととノブ交換。
似合ってるかは別として、使い勝手はこっちが好き。
早速お試し。
あくまでも今メインで使っている12エクスセンスCI4と比較。
〇重量・・・・・やや重い。しかし僅差であり価格から考えれば十分軽量。
〇巻き感・・・・良好。1万円未満で買えるリールとしては上出来。今後シャリ感が出ないことを祈る。10年物エクスセンスCI4よりいい(雑な使用のせい?)。
〇巻き初め・・・やや重い。ローターが重いのか、グリスのせいか、今しばらく要検証(1回使用で少し軽くなった感あり)。
〇ベール・・・・起こし、オートリターン共にキレがいい。シマノにはない感触。操作が軽いのにキャスト時に返ってします不安感はゼロ。
結果、コスパ最高なリール。
実用的にこれ以上のリールの必要性を感じないレベルです。
エクスセンスはチヌロッド(春~夏のシーバス用)に回し、シーバスロッドではこれを使うことにします。
シマノとダイワのスピニング、果たしてどっちがいいのでしょうか・・・
私のこれまでのスピニング経緯は小学生の頃に鯉の吸い込み釣り用としてダイワのスプリンターを買ったのが最初。
その後バス釣りをするようになって高校生まではベイトリールばかり使ってました。
大学生の頃は岩手にいたのでヤマメ釣りばかりしていたのですが、シマノとペンの安物を使ってました。
社会人になりしばらく釣りから離れていたのですが、中古釣具屋の出店などを機に再び釣りをするようになりました。
そしてシーバスをやり始め、ネットとかで情報を見るとラインはPEがいいとあり、昔のシマノに巻いて使ってみたところライントラブル頻発。
慣れてなかったこともあるでしょうが、これでは釣りにならないので検索していると、スピニングはダイワがいいとの評判(当時)。
正直スピニングって構造上上位機種も巻き心地などの使用感くらいしか変わらない気がしていたので躊躇していたのですが、騙されたつもりで思い切って1万円超のものを購入。
するとライントラブル激減!
今まで何だったんだ?と思うレベルの差がありました。
その後シマノから出たAR-Cスプールがいいという評判、もともと定評のある巻き心地と併せて味わってみたく買ったのが今使っているエクスセンスCI4なのです。
ダイワから乗り換えた当初は、はっきりしないベールの起こし感と、実際そのまま使うとキャスト時に返ってしまうことへの苛立ちでブチ切れそうになったのですが、慣れてくるとローターをひねりながら起きる場所を自然に探せるようになって気にしなくなってました。(私のはハズレ個体かも。ベールはCI4もBBも最初からよくなかった)
再び使ったダイワのベール、やっぱいい!
スプールについて
ダイワは逆テーパーにしてあえて大きくしたスプールエッジに擦らせて糸ふけを減らす構造と考えられ、AR-Cはふけた糸が絡まる要因となる突起を減らした構造で、実釣の感触では僅差ではありますが飛距離はAR-Cが勝っている感じがします。ライントラブルもわずかにAR-Cの方が少ない気がします。(少し前のリールでの比較)
糸ふけはダイワが少なく、着水後のルアーの立ち上がりに優位性がある感じがします。(フェザリングで何とでもなることでしょうが)
フェザリングはスプールエッジの大きいダイワの方がしやすいです。
指の短い私はAR-Cだとスプールエッジに指が届かないので左手親指でしています。
ダイワは大きなスプールエッジのため不用意に土手や磯に置いたときにスプールエッジに傷が入りやすく、そこにラインを擦らせる特性上ラインの寿命に影響することがありますので注意が必要です。(経験済み:シマノでは経験なし)
ベールについて
これはダイワの圧勝。
起こし、オートリターン共に不満、不安が全くありません。
ここ、ルアー釣りのようにキャストを繰り返す使い方には極めて重要なポイントです。
先にも書いたようにシマノも慣れれば付き合い方がわかってくるでしょうが、何も考える必要がないダイワの方が勝っていると言えます。
私はダイワの後で使ったこのエクスセンスCI4と、その前に少しだけ使ったエクスセンスBBともにベール返りでルアーだけ飛ばしました。(ダイワでは一度もありません)
今の機種は改良されていることを祈ります。(しかしショアジギなどの大型機種のオートリターン機構削除はこのクレーム対策と考えるとあまり期待できないでしょうか・・・)
シマノのボディー&スプールにダイワのベール機構が融合すれば最強なんですけどねえ。
両社の進歩に期待しています。