最後の一日 プラター公園と街歩き
楽しかった旅行も今日で終わり。最後の一日は、プラター公園のクリスマスマーケットを廻り、残り時間でゆっくりと街を見てお土産を買う予定です。
昨日のザルツブルク日帰り旅行で疲れてしまい、遅めの朝食。このホテルの朝食は美味しく種類も多いので、毎日何を食べようか楽しみだった。今回の旅行のすばらしい思い出の一つです。今日もお代わりをして満腹となり、ランチは必要ないかも !!!
ホテルの朝食 毎日おいしかった
レストランへの通路。毎朝オープンと同時に通ったので係の人が顔を覚えてくれた。
初日に購入した1週間パスは一昨日で期限切れ。改めて一日フリーパスを買い、トラムに乗車。オペラ座で降り地下鉄に乗り換える。プラター公園へ向かうため地下鉄1号線に乗車し、Karlsplatz駅から4駅目のPraterstern駅で下車。
地図を見ながら歩くこと約5分、大観覧車が見えてきた。ウィーン名物の一つの「大観覧車」。往年の映画「第三の男」に登場し、映画に素晴らしい効果を与えていました。映画では死亡したと思われる主人公ハリー・ライム(オーソン・ウェルズ)が、米国から訪ねてきた親友のホリー・マーチンス(ジョゼフ・コットン)の前に姿を現すのがこの大観覧車です。
プラター公園では昼間からオープンしているクリスマス屋台はなかったので、見物はそこそこにして街へ戻ることにしました。
プラター公園の名前の由来であるプラタナスの並木道を歩くと、その先にトラムのターミナルが見えた。掲示されている路線図を見るとトラム 0番線がホテル近くのRennweg駅を通っている。このトラムに乗り、一旦ホテルに戻って小休止する。
ホテルフロント前にあるバーラウンジ
休憩後、再びトラムに乗りブルグガルテンへ。ここでモーツアルトの像を見る。 像の手前にある花壇はト音記号の形になっています。春は花が植えられ撮影スポットになりますが、12月の初めなので土だけでちょっと残念。
ブルグガルテンのモーツアルト像
ブルグガルテンからトラムに乗りShottentor駅で下車。駅前でおしゃれなテーブルウェアの店を発見、写真を一枚。ドイツ語で書かれた看板に"1875年にこの地で創業"と記されている。由緒あるお店。
Shottentor駅でリンクを右折すると、左手に下町の名店ディグラスを発見。ディグラスは、以前NHKの「旅するドイツ語」で紹介されていたカフェです。シュテファン寺院の裏とグリューヒェンバイスルの近くにもお店がある。シュテファン寺院裏のお店(NHKで紹介された店)で食べたケーキは評判通り美味しかった。店内の照明を覆うランプシェードは、バレーダンサーのスカートを模しておりとても素敵です。
ディグラスのランプシェード
早速店に入り、名物の赤スグリのシュニッテとディグラス・トラウムを注文。赤スグリのシュニッテ(Ribiselschaum schnitte)は、赤スグリの酸味とクリームの甘さの組み合わせがたまらなく美味しい。ディグラス・トラウムは創業者が夢(トラウム)の中でレシピを思いついたのでこの名前を付けたと言われてるクリームたっぷりのケーキです。
赤スグリのシュニッテ
Shottentorのディグラス店内で写真を一枚。店員さんの応対も親切で良かった。
Shottentorのディグラス店内
今回の旅も残り半日。これからウィーンの街をもう一度廻って来よう!
ディグラスから少し進むとフライウンク広場が現れる。昼間のクリスマーケットとショッテン教会の写真を一枚。
昼間のフライウンクとショッテン教会
隣接したアムホーフのクリスマスマーケットを通りから眺める。
昼間のアムホーフ
アムホーフからコールマルクトを歩き王宮へ。
王宮からスペイン乗馬学校のあるミヒャエル広場へ向かう。横道にある建物からタキキード姿の若者とドレスアップした若い女性がぞくぞくと出てきた。皆さん手に革の靴を持って歩き去っていく。建物の看板に「Tanzschule」(ダンス学校)とある。な~るほど、これが来年社交界デビューする若者にワルツを教える学校らしい。若者たちが手に持っていたのはダンスシューズか。今日のレッスンが終了したところかな。ワルツの街ウィーンらしい光景に出合えました。
ケルントナー通りを北上すると何度も見たシュテファン寺院が現れる。この巨大な寺院全体を写真に収めるのはむずかしい。
シュテファン寺院
シュテファン寺院の裏道には客待ちの観光馬車が待機している。冬の今はあまり匂いはしない。
客待ちの観光馬車
シュテファン寺院裏手にあるスーパーSPAで友人用のバラマキ土産を購入。更に、高級スーパー”ユリウス・マインル”で買い物をし、これでお土産は揃いました。
ユリウス・マインル正面入り口
明日は帰国なので、土産物などをパッキングするため一旦ホテルへ戻る。
荷造りを終えて一息ついたころ、外は暗くなり始めた。最後のウィーン夜景を見に出かけます。
トラムでラートハウス(市庁舎)前下車。何度見てもため息の出るライトアップです。
市庁舎のクリスマスマーケット
ラートハウス(市庁舎)とリンクを挟んで反対側にあるカフェ・ラントマン。壁に投影されたプロジェクションマッピングが美しい。
カフェ・ラントマンのライトアップ
そしてライトアップされたカフェ・ラントマンのクリスマスツリー。おもわず見とれてしまいます。
夜も10時を過ぎてしまいました。いよいよウィーンの旅も終わりです。最後は、何回も利用したオペラ座前からトラムに乗りホテルへ戻りました。
オペラ座のライトアップ
今回の旅は、ウィーンとザルツブルクのクリスマスマーケットを大小合わせて10か所以上廻り、好きな絵をじっくり見て、ホイリゲに行き美味しいワインを沢山飲み、とても充実した時を過ごせました。
いやいや楽しかった~。そして疲れたあ~。
9日目 終了
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