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オランダ&ベルギー旅行 ---8日目(最終日)---

2015年10月12日 | 2015 オランダ&ベルギー

8日目(2015年10月12日)

ゲント日帰り、グラスレイとコーレンレイ、鐘楼、聖バーフ教会、Cafe Den Turk、グランプラス夜景

旅行の最終日、ブリュッセルからゲントへ日帰り旅行です。

朝8:00にホテルを出てメトロで4駅のブリュッセル南駅へ移動。ここから快速電車IC(InterCity)に乗車。料金は往復 €17.8のところシニア割引で €6、とても得した気分です。

ブリュッセル南駅 8:51発 Gent-Sint-Pieters駅 9:22着、約40分で到着。ゲント・シント・ピータース駅は博物館のようなクラシックな建物です。天井の模様も立派。

 

旧市街へはトラムが便利、乗場は駅前広場のすぐ横。トラムに乗り込むと通学の大学生ですし詰め状態。そういえばこの街には名門ゲント大学がある。

観光に便利なグラーベン・ステーン駅で下車。ヨーロッパらしい街並み、雰囲気がよい。

ちょうど反対方向のトラムが通過。デザインが可愛らしい。

通りかかったビジネスマンに地図を見せ、現在位置を確認。

 

まずは、「聖ミカエル橋」へ向かいます。

レイエ河に架かる「聖ミカエル橋」。後ろに見えるのは「聖ミカエル教会」。

橋の中ほどに、剣を構える大天使ミカエルの像が建っている。

大天使ミカエルの像

レイエ河を挟んだ向こう岸が「コーレンレイ」。

河の対岸は「グラスレイ」。グラスレイは香草河岸の意味で、中世では商業の中心拠点。河岸には、中世のギルドハウスや歴史的建造物が建ち並んでいる。

「グラスレイ」の景観

「聖ミカエル橋」から東へ、「聖ニコラス教会」・「鐘楼」・「聖バーフ大聖堂」と3本の塔が並ぶ風景は圧巻です。

トラムを降りたとき最初に目に入ってきたのが、この「聖ニコラス教会」。サンタクロースのモデルである聖ニコラスを祀っている、ゲントで一番大きい教会ということです。

「聖ニコラス教会」(「鐘楼」から撮影)

 

3本の塔の真ん中にあるのが世界遺産にも登録されている「鐘楼」です。

「鐘楼」

「鐘楼」へ入場。かつて鐘楼の最上階から町を見張っていた金のドラゴン。このドラゴンの奥の石段から最上階へ登ります。

途中の階では、鐘楼の歴史やかつて活躍したカリヨンが並んでいます。

最上階では、カリヨンの音色を作り出すドラムの仕組みを見ることができます。

「鐘楼」から眺望したゲント市街。

 

一番奥にある「バーフ大聖堂」。門外不出の傑作「神秘の子羊」という祭壇画を展示しているとのこと。しかし宗教画には興味がないのでパスしました。

 

「バーフ大聖堂」から「鐘楼」の右側を回り込むと堂々とした風格の「市庁舎」が現れました。2つの建築様式が継ぎ合わさった風変わりな外観の建物です。

少し喉も乾いてきた、一休みしてビールを飲みたい。ゲント最古のブラウン・カフェ「Den Turk」を目指します。このブラウン・カフェは「市庁舎」の前にある。店内はオールド・ファッションの渋いお店。

月曜のお昼だというのにほとんどの客がビールを楽しんでいる。なかなか落ち着いた雰囲気。生活に根付いているようです。

我々もさっそくビール、ブラウンとブロンド( 各€6.0)を注文。ベルギーのブラウン・ビールはうまい !!!

 

「金曜日市場」へ向かう途中で変わった看板を見ました。”トロール・ケルダー”と書かれているので、”お化け酒場”とでも訳すのかしら。

 

ギルドの家が並んでいます。

 

「市庁舎」から北の方角に位置する「金曜日市場」。市場は金曜の午前オープンなので今日は開催していません。ギルドハウスが広場を囲んでいます。

金曜日広場

広場の中央にはイングランドの方向をさすヤコブ・ヴァン・アルテベルデの像が立っています。

「金曜日市場」からレイエ河へ歩き、左折すると「大肉市場」に出ました。ここでゲントのお土産をゲットする予定でしたが、残念ながら今日はお休み。記念の写真撮影で我慢。

「大肉市場」

ロープに吊り下げられているのは、酒を飲む客の靴。酒代を踏み倒して逃げられることを防ぐために行っていた風習とのことです。

レイエ河に戻ると、クルーズ船が行き交っていました。

レイエ河のクルーズ船

「グラスレイ」を眺めながら、古都ゲントでの一日を振り返りました。

「グラスレイ」

トラムに乗りGent-Sint-Pieters駅へ。駅舎と時計塔が見えてきた。ゲント15:38発のICでブリュッセルへ戻ります。

Gent-Sint-Pieters駅

 

ブリュッセルに戻り、グランプラスへ。最終日のディナーはグランプラスに面した雰囲気の良い店で、ベルギーの家庭料理を食べてみたい。‘T Kelderke ”テゥ・ケルデルク”という郷土料理の店へ行く予定。場所はブラバン公の館の地下にある。

‘T Kelderke ”テゥ・ケルデルク”

階段を数段降りると、そこはかつてワインセラーだったレンガ造りの地下室。ろうそくの火が暖かそうに揺れて雰囲気抜群。

早速、ベルギービールを注文。

まだ客の少ない時間なので、特別に入口の受付カウンタで写真を撮らせてくれた。サンキュー!!!

料理は”カルボナード”を注文。牛肉をコクのあるビールで煮込んだベルギーの郷土料理です。

”カルボナード”  €15

もう一品は、ベルギーの冬の家庭料理”シコンのグラタン”です。シコンというのは「チコリ=アンディーブ」のことです。ボリュームたっぷり。

”シコンのグラタン”  €14

もちろんデザートも注文。

 

食後は有名な「アラベカス」へ。ここでしか飲めないランビック・ビールを飲みに行きます。

狭い路地の入口に立つ看板。

路地の突き当りにその店はあります。

店内は大勢の客で賑わっていました。

給仕係が忙しく注文を取っています。

ランビック・ビールの白「ランビック・ブラン」。とても飲みやすい。

名物のフルーツ・ビールも注文。ラズベリー・チンマーマンは甘酸っぱく飲みやすい。アルコール度数は4%ある。

今日はよく飲んだ。酔い覚ましにグランプラスで最後の夜景を楽しむ。

市庁舎の夜景

ベルギービールは本当に美味かった。楽しかった旅も今日でおしまい。明日は帰国です。

荷物のパッキングをしなければ。でも、ホテルに戻ると酔いが回ってバタンキュー。結局、妻が全部パッキングしてくれました。ありがとう、感謝 !!!

8日目終了

 

アムステルダム ---1日目---

アムステルダム ---2日目---

アムステルダム ---3日目---

ブルージュ   ---1日目---

ブルージュ   ---2日目---

ブリュッセル     ---1日目---

ブリュッセル     ---2日目---

ゲント、ブリュッセル     ---最終日---

 

###  海外あちこち旅日記  ###

2020 とうとうやって来ましたハワイ

2019 2度目のクリスマス・マーケット ウィーン

2018 音楽の都 ウィーンとプラハ

2017 冬のソナタ春川とソウルでヤカン・マッコリ

2016 冬のバルト3国

2016 NYセンチメンタル・ジャニー

2015 運河と水の街 オランダとベルギー

2014 南仏とあこがれのモンサンミッシェル

2013 クリスマス・マーケット フランクフルトとシュトラスブール

2013 南イタリア アマルフィ、シチリア、アルベロベッロ

2011 クロアチア スロベニア ボスニア・ヘルツェゴビナ

2008 中欧5ヶ国


オランダ&ベルギー旅行 ---7日目---

2015年10月11日 | 2015 オランダ&ベルギー

7日目(2015年10月11日)

ブリュッセル朝市、ノートルダム・デュ・サプロン、王宮、ブリュッセル公園、芸術の丘、楽器博物館、

日曜午前に開かれる朝市へ。ホテル近くのドゥ・ブルケール駅からメトロで4駅、ブリュッセル南駅へ。

駅前広場は果物、野菜などを売る屋台で埋め尽くされていた。珍しい果物が売られている。名札を見るとXoconostle(サボテンフルーツ)。すっぱそう。

 

道がわからなくなり、二人組の警官にヘルプ。二人で相談しながら丁寧に教えてくれた。サンキュー!!!

教わったとおり「アル門」で左折し、しばらく歩くと最高裁判所へ出た。道は間違えていない、一安心。

最高裁判所は工事中

前方にトラムの線路が見える。目的の王宮はこの先だ。トラムに沿ってレジャンス通りを歩くと左手に教会、右手に公園が見える。「ノートルダム・デュ・サブロン教会」と「プチ・サブロン広場」だ。

「ノートルダム・デュ・サブロン教会」

教会の壁にはたくさんの彫刻が飾られている。入場扉上部の彫刻、美しさにしばらく見惚れる。

「プチ・サブロン広場」中央にある噴水。木が多く静かな広場です。

「プチ・サブロン広場」

 

レジャンス通りを更に北へ歩くと、左手に「王立美術館」が現れた。

レジャンス通りと「王立美術館」の入口前。写真奥が「プチ・サブロン広場」

「王立美術館」の正面。入場はせず、写真撮影のみ。

「王立美術館」の正面入口。

王宮に隣接する左右対称の建物。政府関係の役所かしらと思ったが、時計台の上に十字架が見える。ロワイヤル広場に面する「聖ヤコブ教会」でした。

「聖ヤコブ教会」

教会内に一歩足を踏み入れると、荘厳な静けさに包まれ、見事な絵画や聖具を見ることができます。

キリストを見守る聖ヤコブが印象的。

「聖ヤコブ教会」を出ると正面に「芸術の丘」、右手は「王宮」になる。

現在、「王宮」は国賓を迎えた時の迎賓館に使用されている。屋根にベルギー国旗が掲揚されているので、国王は国内に滞在していると思われます。

「王宮」の正面は、広大な「ブリュッセル公園」。天気も良くなったので、公園内を少し歩きました。

公園入口横にある像。

紅葉の始まった木立がきれい。街の喧騒から一歩離れただけなのに、とても静かでした。

「ブリュッセル公園」

公園を出て「芸術の丘」に向かうと、黒い鉄枠とガラス窓が目立つ建物。「楽器博物館」です。

「楽器博物館」入口

独特な雰囲気に興味を惹かれ入場しました。料金は €8.0

世界各国の民族楽器やヨーロッパの貴重な楽器など7,000点を超える品を所蔵とのことです。無料のオーディオガイドは楽器の前に立つと、その楽器を使った演奏が聞こえるシステム。

見たことのない楽器がいっぱい。

最上階にあるベルギー料理のレストランMIMからの眺め。素晴らしい。

 

「楽器博物館」を出ると「芸術の丘」。「王宮」と「グランプラス」の間に位置し、目の前にフランス式庭園、奥には「市庁舎」の塔が望める。

 

「芸術の丘」から後ろを振り返ると、正面に「ヤコブ教会」、左に「楽器博物館」が見える。

 

「芸術の丘」を下り、「サン・ミッシェル大聖堂」へ。

柱の彫刻も立派な芸術作品です。

黄葉に囲まれた「サン・ミッシェル大聖堂」

広場の黄葉はため息が出るほど美しかった。

 

「ギャルリー・サンチュベール」を眺めて通り、「グランプラス」の裏路地へ。賑やかな看板が目につく居酒屋。まだ陽が明るいのにテラス席はお客で埋まっている。

ベルギービールの飲み比べ。この看板を見たらテイスティングに決まりでしょ!!!

今日も良く歩いた、ビールだビールだ。さっそく注文だ。

うまい。6種類も飲むとさすがに酔いますね~。後ろに貼られた”ピンクの象”は酩酊状態の幻覚を表しているそうです。

「グランプラス」へ戻り、景色を見ながら酔い覚まし。

”守護聖人”の屋根飾りを写真撮影

”黄金に輝く馬に乗る騎士”は広場のどこからでも目立ちますね~。

 

ホテル周辺をぶらつく。ホテル裏手にある「聖カトリーヌ教会」。冬になるとこの広場でベルギー最大のクリスマスマーケットが開かれるということです。

ホテルで一休み。

グランプラスの夜景見物に行こう。

ライトアップされた市庁舎

ブラバン公の館

ギルドハウス夜景

ギルドハウス夜景2

 

旅行も残すところ1日、明日はゲントへ小旅行、疲れもたまってきたのでゆっくり休もう。

7日目終了

 

P.S 我々が旅行から戻り、約半年後の2016年3月22日にベルギー連続爆発テロが空港と王宮近くで起こりました。残念です。

 

アムステルダム ---1日目---

アムステルダム ---2日目---

アムステルダム ---3日目---

ブルージュ   ---1日目---

ブルージュ   ---2日目---

ブリュッセル     ---1日目---

ブリュッセル     ---2日目---

ゲント、ブリュッセル     ---最終日---

 

 

 

 

 

 

 

 

 


オランダ&ベルギー旅行 ---6日目---

2015年10月10日 | 2015 オランダ&ベルギー

6日目(2015年10月10日)

ブルージュからブリュッセルへ、グランプラス、イロ・サクレ、ギャルリ・サンチュベール

朝6:00、ホテル前広場で市場が開かれる。早起きして見物。

肉、魚、パンなどの屋台約10店舗が営業しています。

朝食後、ホテル前からバスに乗りブルージュ駅へ。

 

ブルージュ駅 9:08発のIC(快速電車)でブリュッセル中央駅まで約1時間の移動。

全車両2等車で自由席。4人掛けのボックシートに座り、スーツケースは足元に。あとから乗車してきたビジネスマンと相席。ブリュッセルの見どころを説明してくれ、退屈しない移動でした。

 

ブリュッセル中央駅を出てタクシー乗場へ。料金は乗車前にドライバーと交渉で決めます。交渉の結果、€10ということで話がまとまり、ホテルへ  go。ホテル「ibis」へは5分弱で到着。少しボラレタかな?チップ込みだから良しとしよう。

フロントにスーツケースを預けて、早速、市内観光へ。

 

ホテルを出て中華食材スーパーの角で左折。証券取引所横のBeurre通りを行くと、「グラン・プラス」が目の前に現れた。

広場はゴシック建築の市庁舎や、ギルドハウスなど豪華な建物で囲まれている。世界で最も美しい広場といわれ世界遺産に登録されています。

広場に入ると正面に見えたのは「ブラバン公の館」。「グラン・プラス」の南東に位置している。

「ブラバン公の館」

「ブラバン公の館」から時計回りに目を移すと広場の中心的建物「ブリュッセル市庁舎」。市庁舎全体を写真に収めるアングルは難しい。市庁舎の両隣は美しいギルドハウス。

「市庁舎」

「市庁舎」から広場を挟んで反対側に建つゴシック様式の建物が「王の家」。現在、市立博物館になっている。「王の家」という名ですが、実際に王が住んでいた事はないそうです。

「王の家」

グランプラスの俯瞰図。左上の小路からグランプラスへ入った。

 

グランプラスを取り囲むのは、ほとんどが「ギルトハウス」と呼ばれる建物。「ギルド」とは、中世ヨーロッパの同業者組合のこと。そして「ギルドハウス」は、それら職人さんたちの寄り合い所。ギルドハウスの屋根には、その職業を表すモチーフ像が飾られています。

「市庁舎」と「ブラバン公の館」の間に位置するギルトハウス。”黄金に輝く馬に乗った騎士飾り”の建物はビール醸造業組合で、現在はベルギービール醸造博物館。手前の建物は精肉店組合。

 

「市庁舎」の右隣のギルトハウス。右の建物から、パン職人、油精製職人、家具職人のギルトハウス。

「市庁舎」の右隣のギルトハウス

「王の家」の右隣のギルトハウス。右端の建物は醸造業組合で、現在は1階にゴディバが入っている。中央に位置する”仕立工の守護聖人”の像が立っている建物は洋服・仕立屋組合。どのギルトハウスも宮殿のように立派、当時の繁栄が偲ばれる。

「王の家」の右隣のギルトハウス

「市庁舎」の前が賑やかなので近寄ってみた。結婚式を終えたばかりの新郎新婦が市庁舎2階のベランダで手を振っていました。

レストランのオープンテラスもお客でいっぱい。

広場中央では商売中の絵描きさん。

観光客で溢れかえる広場。

 

ギルトハウス「精肉店組合」の横路に入り、「セルクラースの像」を見物。

彼の右手に触ると幸運が訪れるといわれているため、像は多くの観光客に触れられてツルツルになっている。私も触りました。

「セルクラースの像」

 

「セルクラースの像」の小路を先へ進むと、「小便小僧」の噴水と博物館へ出た。シンガポールのマーライオン、コペンハーゲン の人魚姫の像と並び、世界がっかり三大名所と言われているブリュッセルの小便小僧。

思ったより小さい!。身長わずか55cmという小さな像が噴水の上の方に置かれている。

せっかくだから博物館を見てみるか。

博物館へ入るといろいろな衣装を着た小便小僧の展示。まあ期待外れでした。

 

途中見かけたMaison Dandoy(メゾン・ダンドワ)の本店。ワッフルといえばこのお店というくらい有名な老舗焼き菓子屋さんです。旅の思い出にここのワッフルを頂きました。

Maison Dandoy(メゾン・ダンドワ)本店

苺と生クリームをトッピングしたワッフルを注文。評判通り美味い!!!

 

グランプラスからすぐの「ギャルリー・サンチュベール」へ。1847年に完成したショッピングアーケードで、全長は212m。天井はガラス張り。ミラノのガッレリアと似ています。

通りのほぼ中央にある「モカフェ」。店の前のテーブル席はかなり混んでいるので、遠くからでもわかった。

「モカフェ」正面

「モカフェ」のウィンドウ・ディスプレイ。空中に浮かんだマカロンが幻想的。

”世界一美しい本屋”といわれる「トロピズム」。

「ゴディバ」と並び、有名な「ノイハウス」もあります。

お土産にきれいに箱詰めされたチョコレートを5箱買いました。とても評判良かった。

ショコラトリーだけでも、”ゴディバ”、”ピエール・マルコリーニ”、”コルネ・ポール・ロワイヤル”、”ノイハウス”など有名どころがずらり。

「コルネ・ポール・ロワイヤル」のディスプレイ。可愛らしくて華やかな内装が、ひときわ目を惹きます。

全てのウィンドウが美しくディスプレイされていてまるでアートのよう。

 

美食の街ブリュッセルを象徴するようなエリアであるイロ・サクレ地区は、グランプラスのすぐお隣。有名な食べ物横丁は、ギャラリーサンチュベールのちょうど中間地点辺りに交差する通りです。

食べ物横丁

陽気な二人。カメラを向けるとノリノリでポーズ。

 

ギャラリーサンチュベールから食べ物横丁を左折して50mほど行くと、右手に見えてくるのがムール貝のココットで有名なシェ・レオン。TV番組で見て一度行きたかったレストランです。

写真右側が「シェ・レオン」

「シェ・レオン」で早めのディナーを頂きます。この店へ来たら外せないムール貝の白ワイン蒸しを注文。一人前でもボリュームがある。

ムール貝は、食べ終わった殻をトングのように使って、次の殻から身を取ります。鍋の底にあるスープは、ムール貝のエキスたっぷりで、パンにつけると旨い。ビールにピッタリ。

トマトに小エビを詰めた”トマト・フルヴェット”も注文。

 

ベルギービールはうまい!!!

食べ物横丁を奥へ進むと、物凄くにぎやかな小路。この小路の突き当り右側に「小便娘」の像。人込みをかき分けながら奥まで行き、見物。この人込みは小路の左側にある「デリリウム・カフェ」という居酒屋の客らしい。

店の地下を覗くと、土曜の夜ということもあり大勢のお客で混雑している。こういう雑然とした雰囲気が好き、一杯やりたくなった。

注文カウンターは1階。ビールを頼もうと思ったが、カウンターでメニューを見て注文するスタイル。大勢の客が並んで順番待ち。これは無理、諦めた。

横から眺めた注文カウンター

夜の食べ物横丁をブラブラと見ながら来た道を戻る。

夜の「シェ・レオン」。結構、お客いますねえ~。

ギャルリー・サンチュベールを通り、グランプラスの夜景を眺めて、ホテルに戻ろう。

6日目 終了。

 

 

 

 

 

アムステルダム ---1日目---

アムステルダム ---2日目---

アムステルダム ---3日目---

ブルージュ   ---1日目---

ブルージュ   ---2日目---

ブリュッセル     ---1日目---

ブリュッセル     ---2日目---

ゲント、ブリュッセル     ---最終日---

 

 

 

 

 


オランダ&ベルギー旅行 ---5日目---

2015年10月09日 | 2015 オランダ&ベルギー

5日目(2015年10月9日)

ベギン会修道院、愛の湖、ブルグ広場、2be、ビアカフェDe Garre

ホテルの朝食、パンが美味しい。

曇り空の中、ベギン会修道院へ。

街には観光客向けに沢山のショップ。 大胆なディスプレイ。なんのお店だろう?

ブルージュはレース編みが有名。大きいものは値段が高いので、ウィンドーショッピングで我慢。

 

「ベギン会修道院」の入口。レンガ作りの門をくぐると塀の中は修道院。足を踏み入れると静謐な空気を感じます。女性が自立するための施設で世界遺産に登録されています。

白壁の家が並んでいて修道女が生活しています。窓越しに、レース編みをしている修道女を見かけました。

修道院中庭の林。木が一方向に傾いているのはなぜだろう?

ミュージアムの中には、修道院らしいお土産が飾ってある。

修道院を出るとレンガ造りの古い家。中世の建物かしら、貫禄があります。

「愛の湖」はすぐそばです。地図を見るとブルージュ駅からとても近い。

地元の学生らしき団体が校外授業に来ている。少し雨模様。天気が良いと白鳥を見ることができるらしい。

「愛の湖」横、馬車に用意された水飲み場。馬の銅像から水が出ています。

近くを通りかかった馬車。車より馬車が似合う街です。

マルクト広場からブルグ広場へ回ります。

美味そうなワッフル発見。ベルギーに来たらワッフルでしょう。ということでテイクアウトで歩きながら食べました。

チョコレートとクリームのトッピング、生地はサクサクで美味しかった。

「メムリンク博物館」を通り、ディーヴァ川へ。

ディーヴァ川に出るとちょうど晴れ間がのぞきクルーズ船が見えました。

「マルクト広場」

マルクト広場から細い路地を抜けてブルグ広場へ。細い路地にも中世の趣。古文書館と市庁舎の塔が見える。この小路を抜けるとブルグ広場。

ブルグ広場で一番目をひく建物が世界遺産の「市庁舎」、その左が「古文書館」です。三脚を立て記念写真を一枚。

 

建物の正面の壁は、聖書に登場する聖人や、ブルージュの歴史上の重要人物像で飾られています。

「市庁舎」内部を見学。2階のゴシック・ホール、金ぴかで印象的でした。天井を見上げると・・・ドーム型屋根に紋章。

正面は、紋章と金を多用した見事な装飾です。

「市庁舎」に向かって右横の建物は世界遺産の「聖血礼拝堂」。キリストの聖遺物(聖血と呼ぶ)を収めてあることにより、特権を与えられた教会だそうです。建物が「市庁舎」にくっつき、外観は教会らしくないので分かりにくいです。

 

そろそろ昼食。ランチは「聖母教会」近くにあるレストラン「Gruuthuse Hof」で食べよう。素敵な外観が目を引きます。

入口に飾られたメニューをじっくりチェック。

店内も落ち着いた装飾。

まずは、ビール。ブルージュの代表ブランドBrugsu Zot(”ブルージュの愚か者”の意味)を注文。

左の「ブルッグス ゾット ブロンド」は上面発酵のブロンドエール。輝きのある透き通った黄金色。白い豊かな泡がこんもりと盛り上がり、旨みと酸味のバランスがよい。美味い!!!

ランチメニューはスープ、サラダとステーキかサーモン。デザートはシュークリームのチョコレートかけ。

 

一皿ごとにサーブしてくれます。サービス料含め二人で€43でした。満足、満足。

フリットのお替り。

午後からはゆっくりと旧市街を観光。

ストリート・ミュージシャンを見かけたので、チョット見物。

大きな楽器はバラライカ。珍しい楽器、実物を見るのは初めてです。

半月デザインがトレードマークの「ドゥ・ハルヴ・マ-ン醸造所」。

ピエロをデザインしたビール「ブルッグス ゾット」を作り、ブルージュに残る唯一の醸造所です。

 

ばら撒きお土産がほしいので、「2be」に立ち寄りました。お菓子やベルギービールなどすべてベルギー産にこだわったお土産が揃っています。

外壁はAからZまで頭文字順にずらっと並んだビール棚。すべてベルギービール、圧巻です。

「2be」のお店のスクーター。よく見るとベルギーのビールだらけ。

「2be」入口。目立つデザイン。

お店の地下では何百種類ものビールを販売。パッケージのデザインもビール。

ランビック・ビールの品揃えが豊富。空気中の自然酵母から醸造されるランビック。一度試したかったサクランボのビールを買いました。

一旦、ホテルに戻り休憩。夕方から再び、街へ繰り出す。ガイドブックに載っていたビアカフェ「De Garre」へ。

「鐘楼」近くの街中、人一人通れるぐらいの狭い路地に入るとビアカフェ「De Garre」があった。店の入り口も狭い。

まだ宵の口というのに、1階は満席。案内されたのは3階。本当は1階で飲みたっかった、残念。帰り際に1階の写真をパチリ。雰囲気あるなあ~。

 

明日はブリュッセルへ移動。ブルージュ最後の夜、夜景を楽しもう。

夕暮れの街

マルクト広場「鐘楼」のライトアップ

マルクト広場「ギルトハウス」

ダイフェルから撮影した「聖母教会」

ブルージュ旧市街はまさに「天井のない美術館」。また来たくなる街でした。

夜も更けてきた。ホテルに戻りランビック・ビールで乾杯。楽しみだな~。

5日目終了

 

 

 

 

 

アムステルダム ---1日目---

アムステルダム ---2日目---

アムステルダム ---3日目---

ブルージュ   ---1日目---

ブルージュ   ---2日目---

ブリュッセル     ---1日目---

ブリュッセル     ---2日目---

ゲント、ブリュッセル     ---最終日---

 

 

 

 

 

 

 

 

 


オランダ&ベルギー旅行 ---3日目---

2015年10月07日 | 2015 オランダ&ベルギー

3日目(2015年10月7日)

ゴッホ美術館、カウプ市場、アンネの家、そしてブラウン・カフェ

朝食を済ませ、昨日同様のルートでアムステルダム国立美術館まで行き、すぐ横にあるヴィンセント・ヴァン・ゴッホ美術館まで歩きました。

ゴッホ美術館正面

正面入口を入るとチケット売り場。チケットは1人€17。

 

ゴッホ美術館はヨーロッパではめずらしく写真撮影禁止。しかたないのでミュージアムショップのポスターを記念にパチリ。

最も有名なゴッホ作品と言えば、鮮やかな色彩と独特のタッチで描かれた「ひまわり」。教科書にも載っているほどの名画なので、一度は目にしたことがあるのでは?

これも有名な「ゴッホの寝室」   

歌川広重の「名所江戸百景 亀戸梅屋敷」の模写

亀戸といえば中学、高校時代通った懐かしい場所。オランダで名前を見るとは驚きました。

美術館の後は、アルベルト・カウプ市場へ。トラムT24の「Museumplein」から2駅の「Albert Cuypstraat」で下車。アムステルダム市民の食を賄う市場ということなので、期待できそうです。B級グルメのハーリングを見つけたらチャレンジするぞ!

惣菜、ハム、ソーセージ、肉類を売るスタンド。

ハーリングの看板を出している魚屋さんをさっそく発見。

ハーリングはニシンの頭を落として三枚におろし、皮を引いて小骨を抜いた状態で売られています。尻尾を持ち上げて丸ごと食べるデン・ハーグ風、一口大にカットするアムステルダム風、コッペパンにはさむ南部風ハーリングブローチェ(Haring broodje)など、色々な食べ方があるそうです。

アムステルダム風のハーリングにチャレンジ。塩漬けしたニシンは、キュウリのピクルスと甘酢漬けの玉ねぎと相性が良く美味しく頂きました。生臭さは感じません。

数軒先はコッペパンにはさむハーリングブローチェのスタンド

市場の次は、アンネの家へ。トラムに乗り「Westernmarkt」駅で下車。

歴史博物館となっているアンネ・フランクの家は、ユダヤ人迫害から逃れるための潜伏生活を綴った「アンネの日記」の舞台となった場所です。

戦争の悲惨さを間近で感じられるとあって、大勢の観光客が集まっています。

アンネの家

アンネの家を外から眺め、プリンセン運河沿いに北上。運河に架かる橋を2つ超えた西側にあるアップルパイで有名な「Winkel43」という店を目指します。

Winkel43の正面入り口

アムステルダムで1位・2位を争う人気店ということで、外のテーブルまでお客がいっぱいです。私たちも外のテーブルに座り、秋の景色を眺めながら頂きました。

外はサクサク、中にずっしりとリンゴが入ったアップルパイでした。アップルパイが好物の妻は満足したようです。

プリンセン運河

 

プリンセン運河沿いに来た道を戻ると西教会の塔が見えます。

 

プリンセン運河両岸の秋。

お洒落な家並みとハウスボート。

そろそろヨールダン地区かな? ヨールダン地区は、運河に囲まれた9つの小路でレストランやカフェがある落ち着いたエリアということです。かつてはレンブラントも住んでいたらしい。

 

歩き疲れた。近くにある有名なブラウン・カフェ「Cafe Hoppe」でビールを一杯飲み、小休止。

オランダでは、古い木造のバーのことを「ブラウンカフェ」というそうです。店内は長い歴史とたばこの煙でくすんでいて、古びて茶色い感じになっているのが名前の由来らしいです。

店に入るとすぐ目に付くビヤ樽に書かれた店名「Cafe Hoppe」

昔のビヤ樽が飾られていて日本の居酒屋のような雰囲気です。

常連さんがすでに一杯やっていました。

我々もビールで乾杯。ほろ酔いのお客が二人の写真を撮ってくれました。フラッシュ焚いてない!

おかわりもう一杯!

私がトイレから戻り、入れ替わりで妻がトイレへ向かうと皆が”デンジャラス”と大声で怒鳴ります。男性専用トイレだと知らせているようです。妻も声に気づいて壁の向こう側の部屋にまわり、そちらのトイレを使用しました。危ない危ない。

ブラウン・カフェは少し入りづらいですが、古き良きオランダの雰囲気を味わえました。

ヨールダン地区のプリンセン運河とケイゼル運河の間にチーズ専門店「カースカーマー」があります。黄色いシェードを目印に探し歩くと、すぐに店を見つけられました。

「カースカーマー」とは、オランダ語で「チーズの部屋」という意味だそうです。

名前の通りチーズの部屋です。

アムステルダムの至る所にチーズ屋さんがありましたが、ここが一番気に入りました。お土産にゲット。

そろそろディナーの時間。アムステルダム最後の夜なので、オランダの定番料理を食べる予定です。事前にチェックしておいた「デ・ブラウエ・オランダ」という有名なレストランへ行きます。場所はライツェ広場の近く。店内は観光客らしき人で混んでいます。

オランダ料理で有名な「スタンポット」€14.5。マッシュドポテトにミートボールが乗っています。ハウスワイン赤 €20をフレスコで頂きました。

オヒョウの切り身揚とグリーン・アスパラガス、ジャガイモの魚料理 €19.0

デザートはおばあちゃんのアップルパイとバニラアイス €5.5

オランダ料理を十分に堪能しホテルに戻ります。ライッエ広場の夜は賑やかでした。

3日目終了

 

 

 

アムステルダム ---1日目---

アムステルダム ---2日目---

アムステルダム ---3日目---

ブルージュ   ---1日目---

ブルージュ   ---2日目---

ブリュッセル     ---1日目---

ブリュッセル     ---2日目---

ゲント、ブリュッセル     ---最終日---