9日目(2018年9月13日)
ホテル出発、帰国
楽しかった旅行も帰国の日になりました。朝食を済ませ手配してあるタクシーが来るまでホテル周辺をぶらつきました。
ホテル「ドン・ジョバンニ」のロビーです。中央にモーツアルトの像が置かれ、吹き抜け天井の照明も華やかです。
吹き抜け天井の照明
ホテルの外観です。手前側にトラムが走っています。
ホテル前を走る旧式のトラム。
線路に沿って1駅歩き、タクシーの到着時間に合わせてホテルへ戻りました。
### 海外あちこち旅日記 ###
9日目(2018年9月13日)
ホテル出発、帰国
楽しかった旅行も帰国の日になりました。朝食を済ませ手配してあるタクシーが来るまでホテル周辺をぶらつきました。
ホテル「ドン・ジョバンニ」のロビーです。中央にモーツアルトの像が置かれ、吹き抜け天井の照明も華やかです。
吹き抜け天井の照明
ホテルの外観です。手前側にトラムが走っています。
ホテル前を走る旧式のトラム。
線路に沿って1駅歩き、タクシーの到着時間に合わせてホテルへ戻りました。
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8日目(2018年9月12日)
プラハ城、黄金小路、ストラホフ教会&マラー・ストラナ散策
今日は、マラー・ストラナ地区を見物します。地下鉄A線で6駅、ヴァルタバ川を越えた「Malostranska」駅で下車。トラム22番に乗換、観光客が沢山降りる「Prazsky hrad」駅で一緒に降りました。後ろにくっついて行くとすぐにプラハ城への入場門があり、手荷物のチェックを受けます。
城の中にそびえ立つ2本の尖塔は聖ヴィート大聖堂で、めずらしいことに大聖堂が城の中にあります。城は東西に長く、西側のフラッチャニ広場に面しているのが正門です。ここでもシニア割引でチケット€125コルナを購入。第2の中庭にある大統領府には国旗が揚がっていて、大統領が執務中であるらしい。
第3の中庭に聖ヴィート大聖堂があります。ここで写真撮影。大聖堂の全景が入るアングルは難しい。
聖ヴィート大聖堂は無料で見学できますが、ミュシャのステンドグラスを近くで見るためには、有料のAかBのチケットが必要です。左の回廊入り口から数えて3番目にあり、多くの観光客が撮影しています。絵画のように美しいステンドグラスで、思わず見とれてしまいますね!
Bコースで入場できる旧王宮などを見物し、黄金の小路へ回りました。黄金小路はわずか数100mの古い路地です。狭い路地には、趣のあるカラフルな古い住居が立ち並び、そのメルヘンチックな家並みが観光客に人気を博しています。インスタ映えする場所です。
1階は土産物を売る小さな家が連なり、すべての家の2階は1つの長い廊下でつなっがっています。
城の東門から城外へ出て正門まで歩いて戻りました。この後、トラムに乗り「Pohorelec」駅まで行きます。ここのストラホフ修道院は「世界一美しい図書館」があることで知られています。
またストラホフ修道院には、敷地内にビアホールと自家醸造所が併設されていることでも有名です。その名も、ストラホフ修道院醸造所(Klasterni pivovar Strahov)と言い、自家製ビールはもちろんのこと食事も美味しいと評判のビアホールなんです。値段もそれほど高くないので、休憩がてら1杯飲んだり、ランチで利用するもおすすめですよ!
ストラホフ修道院醸造所の入り口。
まずはビール。左手の建物内でビールを、外のテーブルでツマミを注文しました。ツマミは漬物チーズ130コルネです。
漬物チーズ(Nakldane Syry)は4種類のチーズが酸味とほどよくマッチしていてビールに合います。自家製のビールは3種類。全部飲んできました。ビールお代わり!!!
相席はソウルから来た母娘。ソウル観光へ行った時の話や「冬のソナタ」の話で盛り上がりました。
一休みした後、敷地内にある「世界一美しい図書館」を見物。入場料120コルナと別料金で写真撮影料金50コルナを支払い入館。
廊下に展示された美しい豆本などを眺めながら、奥へ行くと「世界一美しい図書館」があります。部屋の前にロープが張られていて中には入れません。外から部屋を覗くだけですが、豪華な室内に感激します。
この図書館は、映画007の「007 カジノ・ロワイヤル」で英国議会の設定で登場していました。
この後、ストラホフ修道院から歩いてフラチャニ広場へ戻りました。広場には屋台の土産物屋さんがいくつか出ています。
もぐらのクルテクがかわいいですね。クルテクがデザインされたマグカップをお土産にしました。クルテク(krtek)とは、チェコ語で「もぐら」という意味だそうです。
大司教殿前には観光客が大勢集まっていました。そろそろ衛兵の交代式が始まるので我々も見物します。
交代式は、行進してきた衛兵が正門に待機している衛兵と交代するセレモニーです。
正門の衛兵。かっこいい~。
城の横にある階段「登城道」を下りマラー・ストラナ広場にあるカフェで休憩。コーラとスムージーを飲みながらミクラーシュ教会を眺めました。
マラー・ストラナ広場の横を走るトラム
マラー・ストラナの坂道を戻り、アメリカ大使館やドイツ大使館の近くにあるレストラン「U Magistra Kelly」で早めの夕食。ここはグヤーシュとビールで軽めに切り上げました。あとはホテルのエグゼクティブ・ラウンジで心置きなくワインを飲みます。
明日は帰国。カルレ橋も見納めなので、もう1回渡ってみます。昨日より大道芸がたくさん出ています。
まな板のような形の変わった楽器が中心になっているジャズバンド。他にも2~3組の楽器演奏グループがいました。
振り返るとマラー・ストラナ側の橋塔がきれいです。
ホテルに戻りパッキングを済ませ、エグゼクティブ・ラウンジで今回の旅行を振り返りながらワインと食事を楽しみました。
8日目終了
7日目(2018年9月11日)
カレル橋、旧市街、新市街、クレメンティヌム教会でコンサート
朝食までの時間を利用してホテル周辺を見て回りました。昨日のトラブルで夜遅くこのホテルへ到着し、早めにベッドへ入ったので様子が全くわかりません。ホテルの名前は「Hotel Villa」、なかなか落ち着いた雰囲気のホテルです。
ホテルの入り口。門をくぐると、中庭には蓮と噴水のある池。
ホテル周辺は木が生い茂り、昨夜到着した時は寂しい感じでした。しかし朝見ると静かな別荘地のよう。なかなかいいじゃない!!!
朝食を済ませ、タクシーを呼び昨日のホテル「ドン・ジョバンニ」へ移動。フロントでスーツケースを預けて、さっそく市内観光。地下鉄で市内へ行きます。ホテル前のトラムの線路を横切ると地下鉄Aラインの「Zelivskeho」駅。見るからに頑丈そうなエスカレータで地下へ下り、窓口で1日乗車券(110コルナ)を購入。6つ目の「Staromesteka」駅で下車。地上は日差しが明るく絶好の観光日和です。
ユダヤ人地区を通りヴァルタバ川へ出ると対岸にプラハ城が見えます。
カレル橋の旧市街側に古い橋塔。早速登ってみました。シニア割引を使い入場料は二人で140コルナです。
この黒いとんがり屋根の建物が、旧市街側の橋塔です。塔の窓からプラハ城がきれいに見えます。
カレル橋といえばミッション・インポッシブルの中でトムクルーズ扮するイーサンハントが階段を駆け降りる印象的なシーンが記憶にあります。
カレル橋には30もの銅像が立っていて、特に有名なのは、五つ星がある銅像(聖ヤン・ネポムツキー)です。聖ヤン・ネポムツキーは懺悔に来た皇帝の妻の話を皇帝に教えるように迫られ、懺悔の内容は話せないと答えたらカレル橋から突き落とされて殺されてしまったという伝説の聖人です。
この像のプレートを触ると願いが叶うということです。願いが何だったか忘れてしまいましたが、私も触りました。
今日は、カレル橋で折り返し、旧市街と新市街を見物します。カレル橋からトラムの通る大通りを渡り、聖サルヴァートル教会の右脇の細い道を歩きます。このカルロヴァ通りは両側にレストランやショップが並んでいます。トゥルデルニークが評判の店に立ち寄り、実演をしばらく眺めソフトクリーム入りを買いました。
カルロヴァ通りでは、お菓子をきれいにディスプレイしている店にも入りました。
クレメンティヌム教会を左手に見て進むと、急に目の前が開けて旧市街広場に出ました。市庁舎の大時計は工事中で見ることができなかった、残念。
旧市街広場。この広場はブリュッセルのグランパレに似ているな~。
正面にはティーン大聖堂が見えます。
ティーン大聖堂
ヴァーツラフ広場へ向かう途中、右手にハヴェルスカー市場。想像していたより小さい市場です。
ハヴェルスカー市場
2ブロック進むと広い十字路に出ました。正面の広い道はヴァーツラフ広場。しかしここも工事中で歩くことができません。ヴァーツラフ広場観光をあきらめ、余った時間で近くにあるチェコ・ビーズ専門店に行きました。
そろそろランチの時間。共産広場近くにある料理とビールが自慢のレストラン「Kalkovna Celnice」へ行きました。
共産広場にある市民会館
市民会館対面の広場にレストラン「Kalkovna Celnice」はあります。
店内はまだ混んでおらず、ゆっくり注文できました。今日はガーリックトースト、サーモンサラダ、ビールでいきます。
黒ビールで乾杯。すぐにガーリックトーストも出てきました。これがビックリ。バターのしみ込んだトーストに生のガーリックが添えられているんです。この硬いトーストに自分でガーリックを擦り付けて食べるらしい。でもやってみるとこれがとても美味しいんです。ビールにとっても合いました。
生のガーリック(左側に置かれた白い塊)とトースト
変わったランチに満足して店を出ると、広場でフリーマケットがオープン。実演販売をやっていました。
布地を織るデモンストレーションをやりながら服を売る店
そろそろチェックインの時間。昨日のことがあるので早めにチェックインをします。まだ午後3時だけれど、地下鉄に乗りホテルへ戻りました。
昨日の出来事を説明し、一日遅れであることを伝え無事チェックイン。フロント係からお詫びのしるしにエグゼクティブ・ラウンジに出入りできるカードキーを渡されました。このラウンジで、フリーのアルコールやケーキ、果物をご自由にどうぞと言われ、我々の御機嫌は少し直りました。
部屋で少し休憩してから、再び旧市街のカルロヴァ通りへ。クレメンティム教会のコンサートを予約してあります。演目はドヴォルザークの「新世界より」、スメタナ「モルダウ」、ヴィヴァルディ「四季」といった有名どころです。開演は6時。教会内の「鏡の間」で行われます。
歴史的建造物に登録されている「鏡の間」は、こじんまりした礼拝堂。その最前列に座ることができ、迫力ある演奏を楽しめました。
演奏前にチェンバロをチューニングしています。この後約1時間強のコンサート。ヴィヴァルディの四季は素晴らしかった。
演奏の余韻に浸りながらホテルへ戻り、エグゼクティブ・ラウンジでワインを飲みながら軽食を頂きました。屋上のテラスからプラハの景色を眺め、高級なワインと軽食、スィーツや果物を楽しみ、大満足。これで昨日のトラブルも帳消しです。無料に弱い夫婦です。
7日目終了
6日目(2018年9月10日)
ウィーン ⇒ チェスキー・クルムロフ ⇒ プラハへ移動
今日はプラハへの移動日。オプションでチェスキー・クルムロフに立ち寄ってから、プラハへ向かいます。マイクロバスで複数の客をピックアップするということです。我々のホテル出発は9時10分。朝食とパッキングを済ませてロビーに降りたけれど、まだ1時間ほど余裕があります。そこでホテル周辺をぶらつくことに。
ホテルの美味しい朝食。4日間飽きずに頂きました。
ホテルから最寄りの地下鉄駅Gasometerへ行く途中、折れ曲がった形のビルがあります。おもしろいね! 左横のレンガ色の建物はかつてのガスタンクということです。
直線で並ぶ4つのタンクを店舗・オフィス・集合住宅などに増改築しています。 ひとつの大きさが高さ約73メートル、直径が約65メートルもあるということです。裏へ回るとかつてのガスタンクはこんな風に見えます。
壁に嵌め込まれた時計のように見えるものは、朝日の中で見るとガスメーターでした。なるほど。
駅周辺の住宅街にも変わった形の建物が並んでいます。この町は折れ曲がったビルが好きなのかしら?
予定の時刻にマイクロバスが到着。乗客は我々と中国人らしい若い夫婦。ドライバーの女性は挨拶もそこそこにバスをスタートさせ、次のホテルへ。次は、4人組の若い男女をピックアップ。これでバスはほぼ満員になり、いよいよチェスキー・クルムロフへ移動します。我々の前の座席に座った4人組に話を聞くと、台湾から来たこと、来週ベルリン・マラソンに出場すること、途中でウィーンに立ち寄ったことなどを話してくれました。
約4時間のバス旅で、チェスキー・クルムロフの市民劇場前に到着。その場で解散になりました。5時間後にこの場所に集合です。他の乗客はスマホを見ながら、我々夫婦は紙の地図を見ながらバラバラの方向に分散しました。
市民劇場から市庁舎へ向かって行くと右手に展望スポット。大勢の観光客が写真撮影をしてます。我々もパチリ。
腰掛けている壁の後ろは崖になっていて、高い所が苦手な私はビクビクものです。
続いて、3分ほど歩くと街の中心地のスヴォルノスティ広場に出ます。広場にアイスクリームの屋台が出ていて、バニラアイスと冷凍フルーツをミックスしたソフトクリーム(40コルナ=200円)を食べました。
ヴァルタヴァ川に架かる橋の手前からチェスキー・クルムロフ城がよく見えます。塔の外観はだまし絵。遠くからでは分かりにくいけれど、近くで見るとハッキリと絵が描かれているのが分かります。
道の両側に中世の風情が残る町並みを見物しながら、城へ向かいます。
どこからともなく甘い香りが流れてきました。チェコ名物の焼き菓子「トゥルデルニーク 」です。中が筒型で外側に砂糖をまぶし、筒の空洞になった部分にアイスクリームを入れたり、周りにチョコレートを塗ったり、いろんなトッピングがあります。
城に到着。敷地の中もだまし絵で統一されています。塔に上がってみました。チェスキー・クルムロフの街並みを一望できる絶景です。入場料50コルナ(約250円)を払っても上がる価値ありです。
城を出て、道の向こう側にある修道院へ行きましたが、お休みらしく中には入れません。庭のベンチで少し休憩。
修道院の外側を大きく一回りし、突き当りにあるエッゲンベルク醸造所のビアレストランで、遅いランチにします。
エッゲンベルク醸造所のビアレストラン
レストラン入口
チェスキー・クルムロフは鱒料理が有名とのことで、鱒のグリルとOlomoucke tvaruzky(オモロウケ トヴァルーシュキ)というチーズ料理を注文。飲み物は、醸造所の名前を冠したエッゲンベルク・ラガーと黒ビール。
Olomoucke tvaruzkyというチーズ料理。左の丸いのもチーズ。味が凝縮していて臭いが強い。癖があるがビールにあう。
ビールも旨い!!! しかも安い。この大ジョッキで45コルナ(225円)。さすがビール大国のチェコです。
ゆっくり食事とビールを楽しんだが、集合時間までまだ1時間半あります。街を少しぶらつこう。集合場所へ戻る途中、土産物屋にマリオネットがあり、チェコらしさを感じました。その店で見つけた「もぐらのクルテク」を描いたマグカップが可愛らしかったので、お土産に購入。
オレンジ色の屋根と丘の上に立つ城。中世の面影が残る旧市街。ユネスコ世界遺産に登録されているチェスキー・クルムロフは印象に残る美しい街でした。
時間通りにチェスキー・クルムロフを出発し、マイクロバスは一路プラハへ。移動時間は3時間。さすがに疲れて居眠り状態です。そろそろプラハですよとドライバーさんに起こされ、窓の外を見ると暗闇の中。時計はすでに8時近くになっています。ホテルを順番に廻り、我々は最後のホテルで降りました。ここでドライバーさんとはお別れです。
早速チェックインカウンタに行くと、部屋は満杯で空きが無いと言われた。バウチャーを見せ、しばらく交渉を粘ったけれど、アップグレードの部屋も空きが無いとの返事。ウヒャーどうしましょう。夜も遅いし・・・困っていると、フロント係から別のホテルを準備するのでそちらに行ってくださいと言われた。渋々OKし、ホテル手配のタクシーで再び移動。
次のホテルでは、チェックインもそこそこで部屋にスーツケースを入れ、取敢えず今晩泊るところができたので一安心。一杯飲もうとバーラウンジへ行くがクローズの準備を始めている。ダメもとで頼むと、テラスならOKという返事。中庭に置かれたテーブルに移り、そこだけ照明はあるが辺りは夜の闇の中でビールを飲みました。喉が渇いていたので旨い。これで緊張も解け、眠れそう。
最後のトラブルで疲れた!!!
6日目終了
5日目(2018年9月9日)
市立公園、レオポルド美術館、アマーリンクバイスル、ベルヴェデーレ宮殿&ガストホフ・プードル
ヨハン・シュトラウス像の見物からスタートです。地下鉄3番線に乗りLandstrasse駅で下車。地上に上がると市立公園のはずれです。ヨハン・シュトラウス像はこの公園の中にあります。朝8時だというのに、像の前には中国人らしき観光客が団体でいます。写真を撮ろうと思っても横から割り込まれてしまい、なかなかチャンスがありません。団体客が引き上げた後、ようやく写真撮影です。
公園を散歩してから、Weihburggasse駅でトラムに乗りBurgring駅で下車。マリアテレジア広場の後ろ側にあるMuseumsquartier(ミュージアム・クォーター)を目指します。ここにはいくつかの美術館が並んでいますが、目的はレオポルド美術館にあるエゴン・シーレ。この美術館はクリムトやエゴン・シーレの作品を所有していますが、特にエゴン・シーレのコレクションは世界最大です。
シーレの作品の中でも「ほおずきの実のある自画像」が圧巻でした。「ヴァリの肖像」も気に入りました。
シーレの自画像の中で、この絵が一番印象に残りました。
「ヴァリの肖像」別れたかつての恋人です。
シーレの作品がえらく気に入り、作品12枚を収めたカレンダー€15をお土産に買いました。
ランチは近くにある隠れ家的なレストラン「アマーリンクバイスル」で。ミュージアムクウォーターの東側、シュティフトガッセ通り(Stiftgasse)に面している路地裏にひっそりとたたずんでいます。バイスルとは昔ながらの居酒屋風のお店のことを指し、ウィーン料理が中心。ワインのほか各種カクテルもそろっています。木々が覆い茂ったアパートの中庭風テラス席でランチを頂きました。
アマーリンク・バイスルの中庭
インスタ映えするチーズ盛合せ、とても美味しかった。
ビール最高!!!
アマーリンクバイスルを出て、Stiftgasse駅に戻りベンチに座ってトラムを待っていると、通りかかった老婦人が駅は向こうだと10mほど先を指差す。お礼を言って移動、しかし移動先にはベンチが無い。ここで良いのかしらと思いながら待っているとトラムが到着。ここからベルヴェデーレ宮殿へ向かいます。トラムを1回乗換て、Schloss Belvedere駅で下車。進行方向に数分歩くと、ベルヴェデーレ上宮の門に出ます。
門を潜るとベルヴェデーレ宮殿の庭園が現れました。広大な庭園の向こうにベルヴェデーレ下宮が見えます。
上宮からみたベルヴェデーレの庭園
庭園前には、2体のスフィンクス像がこちらを見つめています。
上宮にはクリムトの「接吻」があるので見物します。シニア割引のチケット€12.5を入手。クリムトの作品は1Fに展示されていました。
クリムト「接吻」
うれしいことにエゴン・シーレの作品も多数展示されています。「死と乙女」「家族」「エディス・シーレの肖像」など・・・
エディス・シーレの肖像
ベルヴェデーレ宮殿を出るとすでに夕方。夕食を予約してある店へ向かいます。トラムD線、2番線と乗継ぎStubentor駅で下車。予約した店はガストホフ・プードル。なにか犬のような名前です。でも地元で評判の美味しいウィーン料理を出す店ということなので、楽しみ。そろそろ夕方の5時ですが、空は明るく昼間のようです。予約したテーブルは前庭に設けられていました。
料理は、ウィーン名物の「ターフェルシュピッツ」と「パーチ(魚)のグリル」と「アンズ茸のグヤーシュ」。飲み物はビールをロング・グラスで。
「ターフェルシュピッツ」は牛肉を長時間野菜と一緒に煮込み、りんごや西洋わさびの ソースを添えていただく、オーストリアの名物料理です。この牛肉が味わいも程よく、舌の上で溶けてしまいそうに柔らかいんです! 付け合せのソースや一緒に 煮込んだ野菜ともよくあって、とても美味。
やわらかく煮込まれた「ターフェル・シュピッツ」€19.5
ウィーンに来てから魚料理は初めて。おいしかった。
グリルド・パーチ€19.5
料理を堪能したあと、今日最後のイベントのオペラ鑑賞に行きます。オペラ座の外壁に設けられたLED大スクリーンで無料でみることができます。
日曜の午後7時から約3時間、オペラ座で行われている演目をライブでスクリーンに映し出している。今日のオペラは誰もが知っている「カルメン」。無料で見ることができるとあって、開演1時間前なのに広場に設けられた座席は満員。私と家内も座席をあきらめ、広場を囲んでいる背の低い塀に腰掛けてオペラを観ました。
オペラ「カルメン」
でも1時間ほどで尻が痛くなり、最後まで観るのはあきらめてホテルに戻ることに。
今日でウィーンも最終日なので、シュテファン寺院のライトアップを見てから帰りました。
ライトアップされたシュテファン寺院
5日目終了