家庭菜園をいくら進めても日本人の腹を満たす事は出来ない。
では、なぜ家庭菜園は農業を救う事が出来るのか?
家庭菜園はやってみると野菜を育てる事の難しさを知る事が出来る。
家庭菜園ではスーパーで売っているようなきれいな野菜を作る事は出来ない。
もちろん、農薬を多量に使えば可能かもしれない。
無農薬できれいな野菜を作る事は至難の業だ。
葉っぱに虫食いがある野菜、曲がったキュウリ、表面が汚いジャガイモ。
農薬を使わないと出来る野菜は見た目が悪い。
これを当然だと思う人が多くなれば、農家も農薬を使うのを控える事が出来る。
逆にきれいな野菜はどれだけ農薬を使うかが分かると綺麗な野菜より地場の難あり野菜を求めるようになるだろう。
一人でも多くの人が野菜の本質を知るためにも家庭菜園は重要な役割を果たすだろう。
我が家ではキャベツから虫が出てきても驚かない。
曲がったキュウリは当然。
割れたトマトも食べる。
ちょっと病気でも人間が食べても問題ない病気は無視。
そのレベルの野菜が売れるようになれば、農業もちょっとは楽になるのではなかろうか?
まあ、我が家は100%野菜自給を目指して準備中だ。
その前に家庭菜園は楽しい事を知れば、農業従事者も少しは増えるかも知れないね。
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