gooブログはじめました!

写真付きで日記や趣味を書くならgooブログ

『呂氏春秋』の解読を終え、次は『孫子』

2018-07-15 10:59:57 | 四書解読
『呂氏春秋』の解読は前回の士容論を以て何とか終えることができた。正直言って『呂氏春秋』の解読は納得のいくものではない。参考資料が手元になく、解読にかなり苦労したし、十分に読み切れていない。自分の能力不足を羞じる所である。少なくとも陳奇猷撰の『呂氏春秋校釈』があればもう少し何とかなったのではないかと思っている。又いつの日かこの書を手に入れて、再度解読を試みたいと思っている。
さて一応『呂氏春秋』を終えたので、次は何にするかであるが、『呂氏春秋』が一般的でなかったので、次は誰もが知っているものがいいかなと思い、考えた結果『孫子』を取り上げることにした。『孫子』なら漢籍に興味のない人でも大概の人は知っているし、ビジネス書などでも取り上げられている。『孫子』は一応中国最古の兵法書であるが、中國の兵法書として現代に伝えられているものに、兵法七書がある。これは、孫子を筆頭に、呉子・司馬法・尉繚子・李衛公問對・黄石公三略・六韜の七書ことである。せっかくなのでこの七書全ての解読をやりたいと思っている。先ずは『孫子』から始める。