『ミス・マープル 予告殺人』 '05イギリス

"AGATHA CHRISTIE MARPLE: A MURDER IS ANNOUNCED"


先日、NHK BSプレミアムで放映していた『ミス・マープル　予告殺人』を観ました。

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「A・クリスティー」原作の人気シリーズを第1シーズンからハイビジョンリマスター版でアンコール放送!
村の新聞に載った殺人予告。
村人の目前で起きた事件のトリックに迫る。

とある村の新聞に、「殺人のお知らせ」という広告が載る。
悪ふざけと思いながらも興味津々の村人たちは、殺人予告の現場であるリトル・パドックスという下宿屋に集まっていた。
午後7時半、予告された時刻になると突然電灯が消えて強盗が押し入り、銃声が響く。
明かりがつくと、なぜか強盗に入った男が死んでいた。
男は自殺したのか？
だが、事件が起きた部屋には、犯人が利用したと思われる秘密の扉があった…。
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原作は未読ですが、、、

「ミス・マープル」シリーズの中でも評価が高い作品のようなので愉しみにしていた作品…　なかなか面白かったです。


相変わらず登場人物が多く、相関関係がわかり難かったのですが、、、

新聞に「殺人のお知らせ」という広告が掲載され、その予告通り殺人事件が発生するという導入部分から物語に惹きつけられ…　複雑な親子関係や遺産相続の優先順位と動機が徐々に判明。

うまーく、観る側をミスリードさせながら、結末で意外な真相が明らかになるという定番的な展開が良かったですね。



最初の殺人事件発生時にかすり傷を負った女性「レティシア」は、実は被害者ではないんじゃないか…　という個人的な推理は当たっていましたが、その動機や背景は全く想定外でした、、、

「レティシア」の次に遺産相続権のある億万長者「ゲドラー」の妹の子である双子の姉妹が疑わしいと思っちゃいますよね。

でも、第二次世界大戦後という時代背景で、写真等が残っておらず、本人確認ができない…　双子の姉妹が、別の誰かに変装して村に潜入しているという疑義が生じ、、、

双子の姉妹が村に潜入しているのは事実でしたが、実は「レティシア」事態が成りすましだったという展開には驚きでした。


原作を読んでみたくなりましたね。



-----staff/cast-------------
演出：ジョン・ストリックランド
製作：マシュー・リード
製作総指揮：ミシェル・バック
　　　　　　ダミアン・ティマー
原作：アガサ・クリスティ
脚本：スチュワート・ハーコート
撮影：スー・ギブソン
音楽：ドミニク・シャーラー
出演：
　ジェラルディン・マクイーワン　ミス・マープル
　クリスチャン・コールソン　エドマンド
　シェリー・ルンギ　セイディ
　ロバート・パフ　アーチー
　キーリー・ホーズ　フィリッパ
　ゾーイ・ワナメイカー　レティシア
　クレア・スキナー　エイミー
　フランシス・バーバー　ヒンチ
　エレイン・ペイジ　ドラ