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『トラ・トラ・トラ!』 '70アメリカ/日本

2015年04月07日 22時22分00秒 | ■映画・ドラマ
   "TORA! TORA! TORA!"


BSで放映していた『トラ・トラ・トラ!』を観ました。

-----story-------------
今世紀最高最大のスケールで描く戦争スペクタクル巨篇!
太陽は昇った-昭和十六年十二月八日-- その真紅の朝焼けは、血と炎のドラマに ふさわしく大空をそめた--

1941年12月8日の日本軍による真珠湾攻撃の全容を、日米合作オールスター・キャストで映画化した超大作。
当初、日本側監督には「黒澤明」が予定されており、幻の“フライシャー=黒澤”作品に思いを馳せない訳ではないが、これはこれで重厚にまとまっている。
日米間の情報戦を軸とした前半もダレる事はなく、いよいよ後半の戦闘シーンになると映画のテンションは最高潮となる。
巨費(3300万ドル)を投じて再現した真珠湾攻撃の模様は、まさに圧倒的。
戦争責任などはひとまず置いておき“破壊によるカタルシス”を存分に味わうがいい。
この後、戦争映画やTVで、何度このフィルムが流用されたかを考えれば、このシーンの迫真性が判るというもの。
日米では公開されたバージョンが異なり、当時のパンフレットによると日本公開版は155分であり、「渥美清」も出演している。
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1941年の日本海軍による真珠湾攻撃をめぐる両国の動きを題材にした日米合作の戦争映画です。

初めて観ましたが、アメリカ軍の危機管理の甘さや、日本の最後通牒の遅れ等、史実に基づき公平な立場で描かれている感じがしましたね。

驚いたのは再現された戦闘シーン、、、


CG技術がない時代なのに迫力あるなぁ… と感じましたが、アメリカ製の航空機を改造して、旧日本海軍の航空機を飛行可能な状態で再現したらしく、零式艦上戦闘機、九九式艦上爆撃機、九七式艦上攻撃機等がリアルに飛び回るシーンは圧巻でしたね。

シナリオよりも映像(旧日本海軍航空機の飛行シーン)が強く印象に残った作品でした。


-----staff/cast-------------
監督:リチャード・フライシャー
   舛田利雄
   深作欣二
製作:エルモ・ウィリアムズ
製作総指揮:リル・F・ザナック
脚本:ラリー・フォレスター
   菊島隆三
   小国英雄
撮影:チャールズ・F・ホイーラー
   姫田真左久
   古谷伸
   佐藤昌道
特撮:L・B・アボット
美術:村木与四郎
   川島泰造
音楽:ジェリー・ゴールドスミス
出演:
 マーティン・バルサム キンメル太平洋艦隊司令長官
 山村聡 山本五十六海軍中将
 ジェイソン・ロバーズ ショート将軍
 ジョセフ・コットン スチムソン陸軍長官
 三橋達也 源田少佐
 ジェームズ・ホイットモア ハルゼイ中将
 東野英治朗 南雲中将
 E・G・マーシャル ブラットン大佐
 田村高廣 淵田少佐
 千田是也 首相近衛公爵
 内田朝雄 東条英機
 安部徹 大西参謀
 エドモン・ライアン ベリンジャー中将
 島田正吾 野村駐米大使
 ジョージ・マクレディ ハル国務長官
 エドワード・アンドリュース スターク海軍作戦部長
 キース・アンデス マーシャル大将
 野々村潔 東郷外相
 リチャード・アンダーソン
 ネヴィル・ブランド
 宇佐美淳也
 十朱久雄
 リック・クーパー




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