投錨備忘録 - 暇つぶしに借りた本のメモを残すブログ

アンパンマンの遺書 - やなせ たかし(岩波書店)

アンパンマンの遺書
やなせ たかし
岩波書店

このアイテムの詳細を見る


1995年2月22日 第1刷発行 岩波書店

やなせたかしの自伝。

やなせたかしは東京高等工芸学校図案科を卒業している。ここの学校の制服は背広。制帽はシルクハット。大戦末期の学徒出陣式の際、やなせも神宮外苑で行われた式に出た。

私たちがよく記録フィルムで見させられるのは、詰襟の学生服姿の学生が行進する場面だから、皆そういう姿なのかと思っていたら違っていた。やなせ達、東京高等工芸学校の学生は背広とシルクハットの姿で行進したという。

やなせがどうのこうのではなく、戦時下なのに、それを許していた当時の日本が、なんだか今より自由に思えてきた。
名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「本のメモ」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事