2011年のアメリカ映画。原作はアラン・グリンの小説『ブレイン・ドラッグ』。 監督はニール・バーガー。出演はブラッドリー・クーパー、ロバート・デ・ニーロ、アビー・コーニッシュ、他。
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ブラッドリー・クーパーは書けなくなった作家。何週間たっても一行も書けない。編集者の恋人のアビー・コーニッシュから愛想を尽かされる。そんなある日、元妻の弟と偶然再会する。うだつの上がらないブラッドリー・クーパーを見た元義弟は一粒の薬をブラッドリー・クーパーに渡す。その一粒の薬を飲んでからブラッドリー・クーパーの人生は大きく変わっていく。NZTと呼ばれる薬は人の能力を100%活用させる作用があった。小説を書き上げ経済界に進出、そして政界も夢ではなくなった。ただこの薬は副作用も強く常用し続けると最悪死をまねくものだった。
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選んだ食事の場面は映画末尾のチャイニーズランチ。ブラッドリー・クーパーはニューヨーク上院議員選の真っ最中。よりを戻したアビー・コーニッシュが待つ席につき新しく習得した中国語でウェイターと軽く会話するという場面。
アビー・コーニッシュとは薬を飲み始めてからよりを戻しているのだが、その時は薬の力で覚えたイタリア語をイタリアンレストランでウェイトレスに使うという場面だった。
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映画の冒頭はビルから飛び降り自殺するかという場面で始まるのだが、終わり方はなかなかスカッとする。最初はかったるいB級映画なのかと思っていたが、そんなことはない。暇な時に何度も観なおしているので私自身はけっこう好きなタイプの映画です。