JR中央本線・特急あずさ号にて松本駅に到着し、お目当ての松本城に向かう。
晴天の夏日の午後、暑さを感じながら、駅から徒歩約20分。
松本城公園の近くに来るまで、城の姿は全く見えない。
有料エリアへ入場。
荷物をコインロッカーに預け、天守への入場列に並ぶ。
入場制限中。外国人観光客の団体さんが半分以上の印象。入場まで30分近くかかる。
天守内は土足厳禁。配布される袋に靴を入れて持ち歩く。
五重六階の木造天守。
最上階まで上ることができるが、階段利用のみ。
その階段が狭くて急。1段の高さが異様に高く、足の持ち上げに苦労。踏み板の幅が異様に狭く、足の置き場に苦労。上るのも大変だが、降りるのはもっと大変。
階段の数は約140段、最大斜度は約61度だという。
連れの事情で三階で離脱する(このため内部の撮影はしていない)。
城の見学にこんな難儀が待っているとは、この歳になるまで知らなかった。
あとで確認すると。
・居住に不便?
→天守に居住機能はない。
・敵の侵入防止?
→それだと味方も上れない。防止ならば、階段を切り離せるようにすればよい。
急勾配が当時の階段の標準形であったということらしい。階段のある建物自体が珍しく、日常的に利用するわけでもないので、そういうものだと思っていたようだ。
城の外観を見て楽しむ。