親と子のギャラリー
びょうぶとあそぶ
高精細複製によるあたらしい日本美術体験
2017年7月4日~9月3日
東京国立博物館本館特別4室・特別5室
トーハクの夏休み企画。
長谷川等伯の「松林図屏風」および尾形光琳の「群鶴図屏風」の作品世界を、複製と映像のインスタレーションで体感するという体験型展示。
さあ、絵の中へ。。
特別5室
特別5室に入ると、まずは松林の道。松の木を映す薄い布を除けつつ、暗めの道を抜けると。
大型スクリーンが登場。
高さ約5メートル、直径約15メートルの半円形の大型スクリーンに映し出される映像(約10分間)と松林図屏風の高精細複製画。
《松林図屏風》(綴プロジェクトによる高精細複製品)
原本:長谷川等伯筆
安土桃山時代・16世紀
東京国立博物館蔵
靴を脱いで、畳の上で屏風を鑑賞する。
映像は、東博蔵の長谷川等伯筆「瀟湘八景図屏風」の世界、やがて「松林図屏風」の中へ。。
特別4室
特別4室の入口から撮影。
入口左手「かべにつるがとぶよ」。
奥に見える屏風は。
《群鶴図屏風》(綴プロジェクトによる高精細複製品)
原本=尾形光琳筆
江戸時代・17~18世紀
アメリカ・フリーア美術館蔵
映像は約3分間で約3分間のインターバルがある。
羽ばたく鶴。
「人の数だけつるがまいおります」。
今鑑賞者は、私も含めて8人かな。
なお、舞い降りる鶴の数は、最大9羽まで(1089ブログより)。
「ちかづいてつるをびっくりさせてみよう!」
何が起こるのか。
「それはヒミツです。」「ぜひ、会場でお試しくださいませ。」(1089ブログより)とのことなので、私も記載しない。
最後は、金色のバックが黒に変わり、鶴たちが歩いて、尾形光琳の屏風の中へ。。
そして、照明が金屏風を照らしはじめ、幻想的な雰囲気に。
関連展示
本館18室「近代の美術」では、「屏風の作品を展示して屏風特有の絵画表現の特徴をご覧いただ」くとして、4点の屏風が展示。うち1点の画像を。
《柳蔭》
横山大観筆
大正2年(1913年)
赤のA地点から↓
黒のB地点から↓
金色のC地点から↓