レオポルド美術館 エゴン・シーレ展
ウィーンが生んだ若き天才
2023年1月26日~4月9日
東京都美術館
14章からなる本展。
展示室内は、第9章「エゴン・シーレ 風景画」に限り、撮影可能である。
エゴン・シーレの風景画、油彩5点、素描4点の計9点が展示されている。
エゴン・シーレ
《吹き荒れる風の中の秋の木(冬の木)》
1912年、レオポルド美術館
至高の感性は宗教と芸術である。
自然は目的である。
しかし、そこには神が存在し、
そしてぼくは神を強く、
とても強く、もっとも強く感じる。
エゴン・シーレ
《ドナウ河畔の街シュタイン II》
1913年
エゴン・シーレ
《モルダウ河畔のクルマウ(小さな街 IV)》
1914年、レオポルド美術館
エゴン・シーレ
《小さな街 III》
1913年、レオポルド美術館
エゴン・シーレ
《丘の前の家と壁》
1911年、レオポルド美術館
エゴン・シーレ
《クルマウのクロイツベルク山麓の家々》
1911年、レオポルド美術館
エゴン・シーレ
《クルマウの家並み》
1914年、レオポルド美術館
エゴン・シーレ
《ランゲン・アム・アールベルク近くの風景》
1913年、レオポルド美術館
エゴン・シーレ
《荷造り部屋》
1917年
すぐにでもウィーンを離れたい。
ここは何といやなところだろう!
[・・・]僕は一人になって、
ボヘミアの森に行きたい。
すべての芸術家は詩人でなければならない。
1918年
戦争が終わったのだから、
僕は行かねばならない。
僕の絵は世界中の美術館に
展示されるだろう。
1918年
以上、一般に撮影可能範囲で撮影する。
【本展の構成】
第1章 エゴン・シーレ ウィーンが産んだ若き天才
第2章 ウィーン1900 グスタフ・クリムトとリングシュトラーセ
第3章 ウィーン分離派の結成
第4章 クリムトとウィーンの風景画
第5章 コロモン・モーザー 万能の芸術家
第6章 リヒャルト・ゲルストル 表現主義の先駆者
第7章 エゴン・シーレ アイデンティティーの探求
第8章 エゴン・シーレ 女性像
第9章 エゴン・シーレ 風景画
第10章 オスカー・ココシュカ "野生の王”
第11章 エゴン・シーレと新芸術集団の仲間たち
第12章 ウィーンのサロン文化とパトロン
第13章 エゴン・シーレ 裸体
第14章 エゴン・シーレ 新たな表現、早すぎる死
出品点数:115点
(出品元)
レオポルド美術館(寄託含む)93点
クリムト財団 1点
個人 11点
オーストリア・ポスト 5点
豊田市美術館 2点
宮城県美術館 3点
うち
エゴン・シーレ作品:50点
油彩22点、スケッチ25点、版画・彫刻3点
(出品元)
レオポルド美術館 42点
(油彩20、スケッチ20、版画・彫刻2)
個人蔵 3点(スケッチ3)
豊田市美術館 2点(油彩2)
宮城県美術館 3点(スケッチ2、版画1)
クリムト作品:8点
油彩4点、スケッチ4点
(出品元)
レオポルド美術館(寄託含む)7点
クリムト財団 1点(油彩1)