東京でカラヴァッジョ 日記

美術館訪問や書籍など

メトロポリタン美術館展の「動物の絵」

2021年11月05日 | メトロポリタン美術館展2021-22
   私的に2021(〜22)年最大期待の西洋美術の展覧会「メトロポリタン美術館展」、いよいよ8日後に、大阪市立美術館で開幕する。
 
「ヨーロッパ絵画部門の2500点余りから選りすぐった名画65点、うち46点が日本初公開」
 
メトロポリタン美術館展
西洋絵画の500年
(大阪市立美術館)
2021年11月13日~2022年1月16日
(国立新美術館)
2022年2月9日〜5月30日
 
   待ちきれない今。そこで、企画記事。
   題して、メトロポリタン美術館展の「動物の絵」、出品作品から6選。
 
 
 
第1章   信仰とルネサンス
 
蝿 vs ゴシキヒワ
カルロ・クリヴェッリ
《聖母子》部分
1480年頃、36.5×23.5cm
 
 
原始時代の狩猟
ピエロ・ディ・コジモ
《狩猟風景》部分
1494-1500年頃、70.5×169.5cm
https://www.metmuseum.org/art/collection/search/437283
 
 
動物たちも三世代?
ドッソ・ドッシ
《人間の三世代》部分
不詳(16世紀前半)、77.5×111.8cm
 
 
猟犬
ヴェロネーゼ
《グレイハウンドと少年》部分
おそらく1570年代、173.7×101.9cm
 
 
第2章   絶対主義と啓蒙主義の時代
 
ザリガニで猫を。
アンニバーレ・カラッチ
《猫をからかう二人の子ども》部分
16世紀後半、66.0×88.9cm
 
 
第3章   革命と人々のための芸術
 
ダーウィン「進化論」後の馬
ゴーギャン
《タヒチの風景》部分
1892年、64.5×47.3cm
 
 
   すべての出品作の画像を1ファイルで見ることができる。
 
 
   思案中なのは、大阪に遠征するか、東京を待つか(この先何があるか分からないから、行けるのであれば行くべき、とは思っている)。
 
 
   ヨーロッパ絵画部門の常設展ギャラリーは美術館の2階に位置しますが、2018年より照明設備を改修する「スカイライト・プロジェクト」が進められています。電灯が普及する以前の19世紀末まで、絵画は自然光のもとで描かれ、鑑賞されていました。スカイライト・プロジェクトは、天窓からの自然光をギャラリーの照明に活用することで、より快適で自然な鑑賞環境を整える試みです。本展は、この改修工事をきっかけとして実現しました。


2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (マタイ)
2021-11-05 13:35:11
いよいよ来週からですね。
今年の初めから夏ごろまでの状況を考えると、無事にスタートできそうで本当に良かったです。
私は大阪に行く予定でチケットも購入しました。(来春の東京巡回展にも《スコットランド国立美術館展》と併せて行ければ良いなと考えています。)

ところで、芸術の秋ということで、(有料チャンネルではありますが)WOWOWで「アートドキュメンタリー」が全8作品放送されるようです。
どのような内容なのかは分かりませんが、カラヴァッジョもあります。

https://www.wowow.co.jp/detail/172541/001/01

また、NHKBSプレミアムで、2017年の《運慶展》の際に放送された特集番組も再放送されるようですので、もし当時ご覧になられていなければぜひ。

https://www.nhk.jp/p/pcafe/ts/LR4X1K4WV7/schedule/ts/KQ6QZWRLV5/

今後ともK様のブログを楽しみにしております。
返信する
Unknown ()
2021-11-06 08:32:42
マタイ様
コメントありがとうございます。
大阪に行かれるのですね。楽しんできてください。私もやっぱり行こうかな。
番組情報ありがとうございます。カラヴァッジョの回は非常に気になりますが、どんな番組なのかよくわからないし、有料サービスなので今回はパスになると思います。運慶は未視聴でしたので録画します。
引き続きよろしくお願いいたします。
返信する

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。