東京でカラヴァッジョ 日記

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ミラノのカラヴァッジョ展「Dentro Caravaggio」の出品作を確認する。

2017年10月01日 | カラヴァッジョ
Dentro Caravaggio
2017年9月29日〜2018年1月28日
Palazzo  Reale,  Milano
 
 
   ついに始まった、ミラノのカラヴァッジョ展「Dentro Caravaggio」。
 
 
   20点のカラヴァッジョ作品が出品されるという。なにが出品されているのか。
 
 
   次の展覧会サイトを確認する。
 
   10点の作品図版が紹介されている。
 
 
《洗礼者ヨハネ》
1604年
ネルソン=アトキンス美術館、カンザスシティ
 
 
《キリストの笞打ち》
1607年
カポディモンテ美術館、ナポリ
 
 
《マルタの騎士の肖像》
1607-08年
ピッティ美術館、フィレンツェ
 
 
《悔悛の聖ヒエロニムス》
1605-06年
モンセラート美術館、バルセロナ
 
 
《トカゲに噛まれた少年》
1597年
ロンギ財団、フィレンツェ
 
 
《洗礼者ヨハネ》
1604年頃
コルシーニ美術館、ローマ
 
 
《女占い師》
1597年
カピトリーノ美術館、ローマ
 
 
《イサクの犠牲》
1603年
ウフィツィ美術館、フィレンツェ
 
 
《聖フランチェスコの法悦》
1598-99年
ワズワース・アシーニウム、ハートフォード
 
 
《エジプト逃避途上の休息》
1597年
ドーリア・パンフィーリ美術館、ローマ
 
 
 
 
 
   続いて、図版はないが、次が出品されているようだ。
 
 
《悔悛のマグダラのマリア》
ドーリア・パンフィーリ美術館、ローマ
 
 
《聖家族と幼い洗礼者ヨハネ》
1604-05年
メトロポリタン美術館、ニューヨーク
 
 
《サロメ》
1607 o 1610年
ナショナル・ギャラリー、ロンドン
 
 
《マルタとマグダラのマリア》
1598年
デトロイト美術館
 
 
《祈る聖フランチェスコ》
市立美術館、クレモナ
 
 
《茨の冠》
バンカ・ポポラーレ・ディ・ヴィツェンツァ
 
 
《聖ウルスラの殉教》
パラッツォ・ゼヴァロス美術館、ナポリ
 
 
《ユディトとホロフェルネス》
バルベリーニ美術館、ローマ
 
 
 
 
   ニュース系サイトで補足する。
 
 
《ロレートの聖母》
サンタゴスティーノ聖堂、ローマ
 
 
 
 
   計19点。1点足りない。あと1点は何だろう?
 
 
 
 
   ミラノのブレラ美術館およびアンブロジアーナ絵画館の計2点は出品されていないようだが、同じミラノだから、回ることはできる。
 
   ローマのボルゲーゼ美術館所蔵6点からの出品がないのは、カラヴァッジョ展としては珍しい気がする。
 
   マルタやシチリア島からの出品はない。
 
   あと、イタリア以外からの出品数は6点と限定的。
 
   そして、カラヴァッジョ作品以外の出品はないようだ。観客が一度に40人とか60人とかその程度であればともかく、そんな訳はなく、これは各作品の前は激混みだな。
 
 
 
 
   ニュース系サイトの会場内の動画を見ると、大きなディスプレイ解説により、画面を分析していく趣向のようだ。
   解説の一部であるらしい分析動画が5作品分、上記サイトに掲示されている。
 
 
   今、図録を購入するか思案中。
 


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