国宝《花下遊楽図屏風》
2017年3月14日~4月9日
東京国立博物館総合文化展
本館2階国宝室
桜の季節の東博国宝室。
国宝《花下遊楽図屏風》
狩野長信筆
江戸時代・17世紀
6曲1双
各縦148.8cm 横355.8cm
右隻
満開の桜の下で貴婦人を中心とする酒宴のさま
左隻
八角堂(八面の仏堂)の前で繰り広げられる風流踊りと、それを眺める人々。
関東大震災の際、右隻中央部分が焼失。
大正期に撮影した白黒写真により、毛氈を敷いて座る二人の貴婦人たちが描かれていたことがわかっているとのこと。
以下、人物画像。
右隻第一扇
右隻第二扇
右隻第五扇
左隻第一扇
左隻第二扇
左隻第三扇
左隻第四扇
左隻第五扇
左隻第六扇
踊る人々が着ているのは慶長年間(1596~1615)初頭にはじまった歌舞伎踊りの流行を受けた当時最新のファッション。
本作品は、1年後の同時期(2018/3/13~4/8)にも、国宝室登場の予定。