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レオナルドの素描作品など - レオナルド×ミケランジェロ展(三菱一号館美術館)

2017年07月15日 | 展覧会(西洋美術)

レオナルド×ミケランジェロ展
2017月6月17日〜9月24日
三菱一号館美術館

 

   7/11開催の「レオナルド×ミケランジェロ展」“ブロガー・特別内覧会”に参加させていただく。
   撮影をたくさんしたので、その一部をレオナルドの素描作品を中心に掲載する。

 


序章:レオナルドとミケランジェロ-そして素描の力


最初の展示室で、メイン・ビジュアル2点がいきなり登場。


ミケランジェロ

ミケランジェロ
《《レダと白鳥》の頭部のための習作》
1530年頃
355 × 269 mm
フィレンツェ、カーサ・ブオナローティ

 

レオナルド


レオナルド
《少女の頭部/《岩窟の聖母》の天使のための習作》
1483-1485年頃
181×159 mm
トリノ、王立図書館

 

ヴェロッキオ工房(レオナルド?)
《ヴェロッキオ作《キリストの洗礼》の天使のための習作》
1470年代
231 × 171 mm
トリノ、王立図書館


1章.顔貌表現

 

レオナルド
《顔と目の比率の研究》
1489-1490年頃
金属尖筆、ペンとインク/紙
左紙片:144 × 116 mm
右紙片:197 × 160 mm
トリノ、王立図書館

 


2章.絵画と彫刻:パラゴーネ

 

レオナルドに基づく
《聖アンナと聖母子》
1501-1520 年頃
油彩/板、990×720mm
ウフィツィ美術館

 

ミケランジェロ
《河神》
1525年頃
獣脂、松脂、蠟、テルペンチン
220mm
フィレンツェ、カーサ・ブオナローティ

 

レオナルド
《髭のある男性頭部(チェーザレ・ボルジャ?)》
1502年頃
赤チョーク/紙
111 × 284 mm
トリノ、王立図書館

 


3章.人体表現

 

レオナルド
《ヘラクレスとネメアのライオン》
1505-1508年頃
木炭、転写のための金属尖筆による線刻の跡/ 紙
280 × 190 mm
トリノ、王立図書館

 

レオナルド
《《アンギアーリの戦い》のための裸体人物とその他の人物習作》
1506-1508年頃
ペンとインク、黒チョークあるいは鉛尖筆によるあたりづけの跡/紙
254 × 197 mm
トリノ、王立図書館

 


4章.馬と建築

 

レオナルド
《馬の前脚の習作/ 《スフォルツァ騎馬像》のための習作》
1490年頃
金属尖筆、鉛白によるハイライト/暗青色に地塗りした紙
154 × 205mm
トリノ、王立図書館


レオナルド
《馬の後脚の習作/《トリヴルツィオ騎馬像》のための習作》
1508年頃
赤チョーク、黒チョークの跡/紙
201×133 mm
トリノ、王立図書館

 


5章.レダと白鳥

レオナルドに基づく
《レダと白鳥》
1505-10年頃
油彩/板、1300×780 mm
ウフィツィ美術館


フランチェスコ・ブリーナ(帰属)
《レダと白鳥(失われたミケランジェロ作品に基づく)》
1575年頃
油彩/板、500×605mm
フィレンツェ、カーサ・ブオナローティ

 


6章.手稿と手紙

 

レオナルド
《大鎌を装備した戦車の二つの案》
1485年頃
ペンとインク、淡彩、金属尖筆の跡/紙
210 × 292 mm
トリノ、王立図書館

  

レオナルド
《昆虫の二つの習作》
1480年頃(上)、1505年頃(下)
ペンとインク/赤色に地塗りした紙(切り取られた紙片を別の紙葉に貼付)
129 × 118 mm
トリノ、王立図書館

 

レオナルド
『解剖手稿』(ファクシミリ版)第198紙葉表「子宮内部と胎児の研究」
1511-1513年頃
赤チョーク、黒チョークの上にペン、インク、淡彩/ 紙
304 × 220 mm
オリジナルはウィンザー城王立図書館

 

レオナルド
《男性の脚の習作》
1485-1487年頃
ペンとインク、金属尖筆の跡/紙
140 × 157 mm
トリノ、王立図書館

 


終章:肖像画

 

レオナルド
《月桂樹の冠をかぶった男性の横顔》
1506-1508年頃
赤チョーク、背景にペンとインクによる補筆/紙
168 × 125 mm
トリノ、王立図書館

 

ロンバルディア地方のレオナルド派の画家 (ジョヴァンニ・アンブロージョ・デ・プレディス?)
《貴婦人の肖像》
1490 年頃.テンペラ、油彩/板
510 × 340 mm
ミラノ、アンブロジアーナ美術館

 

   2年後の2019年は、レオナルド没後500年にあたる。日本ではともかく、欧米では大展覧会が開催されるのだろうか?イタリア?フランス?イギリス?アメリカ?

 

   ブロガー・特別内覧会の関係者の皆様にはこのような機会を設けていただいて感謝いたします。



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