テート美術館展 光
ターナー、印象派から現代へ
2023年7月12日〜10月2日
国立新美術館
事前情報を得ずに訪問した本展。
さすがはロンドンの美術館、18世紀末から19世紀のイギリスの代表的な画家の作品が、結構並んでいることに嬉しくなる。
しかも撮影可能。
ターナー(1775-1851)の油彩作品が4点、スケッチも11点。
ジョゼフ・マロード・ウィリアム・ターナー
《湖に沈む夕日》
1840年頃、91.1×122.6cm
ウィリアム・ブレイク(1757-1827)が2点。
ウィリアム・ブレイク
《アダムを裁く神 》
1795年、43.2×53.5cm
ウィリアム・ブレイク
《善の天使と悪の天使》
1795-1805年頃?、44.5×59.4cm
ジョン・マーティン(1789-1854)の大型スペクタクル作品。
《ポンペイとヘルクラネウムの崩壊》
1822年、2011年修復、161.6×253cm
ライト・オブ・ダービー(1734-94)の風景画2点。
ジョゼフ・ライト・オブ・ダービー
《トスカーナの海岸の灯台と月光》
1789年出品?、101.6×127.6cm
イギリス風景画の巨匠であるコンスタブル(1776-1837)は、油彩小型作品2点に版画1組20点。
ジョン・コンスタブル
《ハリッジ灯台》
1820年出品?、32.7×50.2cm
ジョン・コンスタブル
《ハムステッド・ヒースのブランチ・ヒル・ポンド、土手に腰掛ける少年》
1825年頃、33.3×50.2cm
ラファエロ前派の時代も。
ジョン・エヴァレット・ミレイ
《露に濡れたハリエニシダ》
1889-90年、173.2×123cm
エドワード・コーリー・バーン=ジョーンズ
《愛と巡礼者》
1896-97年、157.5×304.8cm
ウィリアム・ホルマン・ハント
《無垢なる幼児たちの勝利》
1883-84年、156.2×254cm
以上、画像10選。
本展は、ザクっと言うと、
1 18世紀末〜19世紀イギリスの画家
(room1〜2)
2 印象派の時代(room2)
3 ヴィルヘルム・ハマスホイ(room3)
4 現代美術(room4〜7)
の光の表現を楽しむことができる。
私の訪問時は、入場待ち時間15分弱という混雑状況。
国立新美術館2階の企画展示室2Eは、広い部類なのだろうけれども、現代美術のいくつかの大型インスタレーションに場所を取られてしまって、18〜19世紀のイギリス美術作品には充分なスペースを与えることができなかったようだ。
狭い通路みたいなところの両面に小型作品がびっしり並んでいるエリアがあって、人で詰まってしまって、前にも後ろにも進みづらいような状況も見られた。
✳︎現代美術の大型インスタレーションの例
オラファー・エリアソン《星くずの素粒子》2014年
今回は、混雑に加えて時間の関係もあって、room1〜3を中心に鑑賞し、room4は省略、room5〜7は駆け足となっている。
再訪するならば、時間帯を選び、room4以降にも時間を割きたいところ。
2018年の横浜美術館「ヌード」展を思い起こす。
同じテート美術館所蔵作品の国際巡回展でも、「ヌード」と「光」では、出品作家がずいぶん異なってくるものだ。
さすがイギリスの巨匠ターナー、そしてミレイは共通する。
あと、フィリップ・ウィルソン・スティアという、私的には全く知らないが、イギリス印象派を代表するらしい画家も。