髻山城
長野県長野市若槻西条にある髻山城(別名は髻城)に行ってきました(2023年11月11日)。
「髻」な「もとどり」と読むそうです。山の形が「髻」に似ているから、この名前で呼ばれるようになったとのことです。この山は火山になります。
金曜日の夜に高速バスで東京大手町を出て、土曜の早朝(5:00少し前)に長野駅前に到着しました。5:10長野駅発の飯山線に乗って、二駅先の三才駅で下車。この時点で5:19。あたりはまだ真っ暗でした。三才駅から髻山城まで歩きました。髻山は長野市と飯綱町の境にあって、山頂は長野市になるようです。登山口はいくつかありますが、飯綱町側から登りました。登山口には6:50頃にたどり着きました。その頃には少し明るくなっていました。
飯綱町側からの登城口
登城口から15分ほど歩くと、泥の木古墳、謙信馬洗の池にたどり着きます。そこから更に20分ほど歩くと主郭にたどり着きます。意外に早く到着しました。道も整備されていて歩きやすかったです。
主郭の少し手前に謙信馬かくしと呼ばれるところがあり、ここは横堀になっています。また、主郭虎口の左手脇には石積が残っています。主郭からの眺望は素晴らしかったです。特に小布施町側を眺める側。この城は、川中島の合戦に際して上杉謙信が築いたと言われています。
帰りは西側(長野市側)に降りてきました。途中、かなり降りたところに観音清水があります。登山道沿いですので見落とすことはないかと思います。ここは、上杉謙信が掘らせた井戸と言われており、掘ったはいいが十分な水量が得られなかったため、謙信が大切にしていた黄金の千手観音を井戸に投げ入れて祈願したところ、こんこんと水が湧き出したと言われています(現地の説明板より)。
下りのコースは距離もあって一時間以上歩きました。
降りてきた場所
飯綱町側の登城口
泥の木古墳
謙信馬洗いの池
謙信馬洗いの池
謙信馬かくし(横堀)
謙信馬かくし(横堀)
主郭の虎口
主郭の虎口左手脇にある石積
主郭の虎口左手脇にある石積
主郭
主郭にある祠
主郭にある三角点
主郭からの眺望(小布施町方面)
主郭からの眺望(長野市方面?)
竪堀?
観音清水
観音清水の説明板
長野市側の登城口