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昨日の夏目漱石内坪井旧居に続き、今日も夏目漱石先生ゆかりの地です。
山路を登りながら、こう考えた。
智に働けば角が立つ。情に掉させば流される。意地を通せば窮屈だ。とかくに人の世は住みにくい。
おなじみの冒頭の一文。そうです、小説『草枕』。
“おい”と声を掛けたが返事がない
こちらも有名な一文です。茶屋での場面です。
実際に小天に行くのには、鳥越の峠の茶屋と野出の茶屋がありましたが、現在は鳥越の峠の茶屋のみ。それも復元されたものです。
峠の茶屋公園です。
階段を上がると売店があり、だご汁などの飲食もできます。
その奥に資料館があります。
峠の茶屋資料館。
漱石先生は同僚の山川信次郎と明治30年(1897年)の暮れから小天に旅行に出かけました。
金峰山の麓の道を上り、鳥越、野出の峠を越えて小天へ。20キロ以上の道のりです。
私もこの鳥越の峠から小天まで2回歩きましたが、実際に歩くと少しだけ『草枕』が理解できるようになりますね。
『草枕』では、お婆さん、源さん、にわとり、那古井のお嬢様が出てきます。
花の頃を越えてかしこし馬に嫁
お婆さんが那古井のお嬢様の嫁入りの時の姿が今だ目に焼きついていると源さんに話しているのを聞いて、主人公が作った句。
何度も何度もここを訪れ、やっとこの光景が自然と目に浮かんでくるようになりました。
峠の茶屋資料館
熊本市西区河内町岳5-4
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