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地震というものは大昔も起きています。
昨年の熊本地震後、熊本城に関する過去に発生した地震についても、いろいろと出てくるようになりました。
小倉城、ここは細川忠興公が築城したものです。
その後、忠興公は隠居し中津城へ。この小倉城は息子の忠利公が城主になります。
寛永2年(1625年)、肥後熊本は加藤清正公の嫡男・忠広公が城主でした。
この時に肥後では大きな地震が起き、小倉から肥後に見舞いに来た報告が小倉城の奉行の記録『萬覚書』に残っています。
肥後では先月(6月)17日夜、大地震があり、天守ほか城中の櫓、くらが壊れ、木立ばかりが残り、瓦はみな落ち、城中で50人ほどが亡くなった。
とあります。これを読む限り、大きな地震で凄まじい様子が伝わってきます。
(2016年6月6日付 熊本日日新聞)
その後、加藤家は改易されます。寛永9年(1632年)のことです。
加藤家のあとは細川忠利公が肥後に入国。
肥後藩主となった翌年の寛永10年に、忠利公は地震を体験。
その時の様子が残っています。
危なくて、庭のない本丸には居られません。本丸には、二畳敷程の庭もなく、四方が高石垣でそのうえ櫓、天守が結構危ないのです。
現在、本丸の天守閣付近は天守前広場になっていますが、江戸時代はたくさんの建物がありました。そんな中で地震が起きたら逃げるところもなく恐いですよね。
熊本城は築城以来、地震をはじめ災害がたくさんありました。その都度、修理して元に戻しました。今回も大丈夫、先人たちを見習って復旧します。
くまもとよかとこ案内人の会は、
熊本城を中心に熊本市のよかとこ!(良い所)をご案内しています。
熊本城下『城彩苑』に平日3名、土日祝日4名が待機しています。赤いジャンバー(ポロシャツ)のユニフォームが目印です。
無料で熊本城を1時間位ご案内致します。
お一人様でも、グループ(7~8名)でもご利用いただけます。どうぞご利用下さい。
城彩苑案内所常駐ボランティアガイド
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