おはようございます。
くまもとよかとこ案内人の会のブログにアクセス頂きありがとうございます。
わーい! わーい!
2016年4月の熊本大地震後、通行止めになっていました宮内橋が2016年12月23日から通れるようになりました\(^o^)/
地震前はいつでも通れるものと思っていました。でも、地震の影響で城内のあちこちは立ち入り禁止に。すべてが一変しました。だから、一部でも通れるようになるのは本当に嬉しい。この積み重ねが復旧に繋がるから、この日の喜びは忘れない。
(2016年12月23日撮影)
1ヵ月前は宮内橋は通れませんでした。この橋に規制線が張ってありました。
でも、もうありません。規制線はありません。
一歩、一歩踏みしめて宮内橋を渡りました。
正直なところ、こんなに早く宮内橋から崩壊した石垣跡を見える時思っていませんでした。
ただ、下から見ても、橋の上から見てもこれは痛々しいですね。美しい石垣をいつも見ていたから、崩れた姿もモルタルを吹き付けられた姿も受け入れることができず・・・。
関連記事
宮内橋を渡り、住江門へ。
ここの石垣が崩れているのは熊本城調査研究センターの『熊本地震による熊本城跡石垣の被災』で知っていました。
二の丸西口西側石塁(宮内橋付近)
被害度・・・大
被害状況・・・崩壊
南面と西面のほぼ全長にわたる崩壊。東面の緩みによる石材落下
ここの被害が大きいということはわかっていました、やはり実際に自分の目で見るとショックですね。
自分の想像していた以上に崩れ方がすご過ぎて・・・。
見た瞬間はショックで、足が止まりましたが、それでも崩れた状態が見れたのはよかった。
石材や栗石が撤去され、モルタルが吹き付けられたら、何もわかりませんからね。
ショックをうけた分、私には忘れられない記憶になると思うので、ショックだけど近寄って見たり、離れて見たり、角度を変えて見ました。
崩れたところに草が生え、それが枯れ、また別の所に草が生え、ここにも自然はしっかり生きています。
石垣も私たち人間同様、自然界で生きています。自然ともに共存できる石垣づくりはないんだろうか。
石垣の石材、栗石にも心が宿っている。石を採掘した人、石を運搬した人、石を積んだ人、石垣を修理した人・・・ここにもたくさんの人たちが関わっている。それら先人たちの想いも石たちに伝わり、現在まで来ている。だから、これ以上石たちを傷つけたくない。痛い思い、恐い思いをさせたくない。
崩れていない石垣には錆びない! 軽い! 耐候性が高い! ポリエステル製のSTKネットがかけられています。
このネットがこの石垣から外されるとき、一歩前進となるんですが、どうもそれはまだまだ先のようです。
石垣のまわりには大型土嚢が。
そしてこの下にSTKネットが。
これは石垣にかけたネットを押える重しも兼ねています。
石垣の上にはふとんかごを重しに、下は土嚢を重しに。
知恵やアイデアが集まり、その中でベスト、ベターな方法でどんどん作業が進められ、宮内橋から住江門が通れるようになりました。
関係者の皆さん、ありがとうございます。
くまもとよかとこ案内人の会は、
熊本城を中心に熊本市のよかとこ!(良い所)をご案内しています。
熊本城下『城彩苑』に平日3名、土日祝日4名が待機しています。赤いジャンバー(ポロシャツ)のユニフォームが目印です。
無料で熊本城を1時間位ご案内致します。
お一人様でも、グループ(7~8名)でもご利用いただけます。どうぞご利用下さい。
城彩苑案内所常駐ボランティアガイド
受付時間 9時~15時
熊本市内のご希望場所へのご案内は事前のご予約をお願いいたします。
ガイド料は無料ですが、交通費としてガイド1名に付き2,000円お願いしております。
観光ボランティアガイド 『くまもとよかとこ案内人の会』
http://www.k-yokatoko.com/
熊本市中央区二の丸1番1-3
桜の馬場 城彩苑 総合観光案内所内
電話 096-356-2333
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます