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前ページで崩壊した石垣の中から、人形と呼ばれる人物の線刻画が見つかり、その石が現在城彩苑湧々座で展示してあると書きました。
今日の記事はその人形が描かれた石が見つかった宮内橋石垣です。
2016年4月30日撮影
4月16日の本震で、幅約19メートル、高さ9メートルにわたり石垣が崩れました。
4月30日時点、ここは立ち入り禁止で、護国神社から宮内橋の手前まで撮影。
道路まで崩れた石は転がり落ち、地震のすごさを物語っていました。
それについてはこちらを (2016年7月20日の記事)
2016年8月1日撮影
2016年8月1日撮影
5月14日からはじまった石垣の撤去工事は終わりました。
石をひとつひとつ撤去し、中の栗石も撤去され、むき出しになった土の上にはモルタルが吹きつけられ、されにその上にネットを被せてあります。
これはあくまでも応急工事です。ここも特別史跡内の石垣なので、復旧工事に際しては元にきちんと戻さなくてはいけないので、これから長く地道な工事が待っていることでしょう。
ネットと土嚢のおかげで、ここの歩道は通れます。
だから間近で見ることができ、じっくり見てきました。
石垣の石材の側面? この表現でいいかどうかわかりませんがココを見れるのは復旧工事がはじまるまでの間ですからね、今後も機会をみては何度も見に行こうと思っています。
こちらは栗石まで見える状態です。
何年か先、何十年か先、ここを通るときに、『熊本地震のとき、ここの石垣は崩れてね』なんて話をする日がくるでしょう。
そのときはすっかり元に戻り、地震で崩壊したなんてわからない状態になっていると思う。
だから、それまで自分の目で見れる限りは何度も何度も見て、この状態を忘れないようにしたいと思います。
護国神社へ行く階段は使えます。
おかげで久しぶりにこの階段上りましたよ。
階段を上り、右に行くと護国神社、藤崎台球場です。
そして左が宮内橋。ここは現在も立ち入り禁止です。
下から見たときは気が付きましせんでしたが、上に栗石が固めてあります。
これはバラバラにならないようにネットの中に入っています。
何しろ、特別史跡なので、何もかも元に戻さなくてはいけません。
だから栗石ひとつも大切です。
地震で熊本城のあちこちが崩れてしまいましたが、築城から400年間、熊本城は何度も災害にあっています。そしてそのたびに修復してきました。今回も修復します。たとえ時間がかかっても・・・。
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