おはようございます。
くまもとよかとこ案内人の会のブログにアクセス頂きありがとうございます。
久しぶりに飯田丸五階櫓の一本石垣について書きたいと思います。
過去の倒壊防止工事についてはこちらをご覧くださいませ。
2016年6月22日の記事
⇒飯田丸五階櫓の倒壊防止工事はじまる
2016年6月27日の記事
⇒市役所展望ロビーから飯田丸五階櫓の倒壊防止工事を確認
2016年7月9日の記事
⇒市役所展望ロビーから飯田丸五階櫓の倒壊防止工事を確認(2)
2016年7月10日の記事
⇒城見櫓6F迎賓庵より飯田丸五階櫓を見る
2016年7月22日の記事
2016年8月8日の記事
今日は先日(2016年9月14日)、TKUみんなのニュースで放送された飯田丸五階櫓をテレビ越しですが写真に撮ってみました。
この映像は地震後です。飯田丸五階櫓の倒壊防止工事の前です。
飯田丸五階櫓の下に緑の腕が入り、現在は櫓を支えています。
この工事が終わったときは、本当にホッとしました。
何しろ、地震直後から一本石垣が櫓を支えていた状態でしたので・・・。
私たちは熊本城のガイドをしていますが、 城内には入ることはできません。
お客様をご案内していると、『城内はどうなっていますか?』と聞かれることがよくありますが、私たちはニュースなどの報道でしかわかりません。
だから、熊本城のことが放送されるときは可能な限り会として共有し、みんなで見るようにしています。
これ、すごいです。
一本石垣は市役所14階展望ロビーや城見櫓さんから見ることができます。
でもこの角度は見ることができません。
これは飯田丸側から撮ったもので、この映像を見ることができてよかった。
石垣の石と石の間に、小さい石が詰まっています。
この一本石垣は大きな石だけでなく、小さな石もしっかり耐えたから、地震発生から5ヵ月経っても踏ん張れるんですね。
この映像を見たとき、改めて熊本城のすごさを痛感しました。
熊本城の石垣はとても美しいです。とても力強いです。それは大きな石だけでなく小さな石にも先人たちの想いや力が詰まっているから。
それをテレビ越しですが、見ることができ感動しました。
今後、熊本城は復興に向けて動き出します。元の姿に戻ったら、奥に詰まっている小さな石を見ることはできません。
でも、私はこの小さな石たちのことをきちんと語っていきたいです。
2016年9月23日撮影
2016年9月23日撮影
緑の腕は長塀通りからも見えます。といってもチラッとですけどね。。。
くまもとよかとこ案内人の会は、
熊本城を中心に熊本市のよかとこ!(良い所)をご案内しています。
熊本城下『城彩苑』に平日3名、土日祝日4名が待機しています。赤いジャンバー(ポロシャツ)のユニフォームが目印です。
無料で熊本城を1時間位ご案内致します。
お一人様でも、グループ(7~8名)でもご利用いただけます。どうぞご利用下さい。
城彩苑案内所常駐ボランティアガイド
受付時間 9時~15時
熊本市内のご希望場所へのご案内は事前のご予約をお願いいたします。
ガイド料は無料ですが、交通費としてガイド1名に付き2,000円お願いしております。
熊本城
熊本市中央区本丸1-1
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熊本市中央区二の丸1-1-1
観光ボランティアガイド 『くまもとよかとこ案内人の会』
http://www.k-yokatoko.com/
電話 096-356-2333
コメントありがとうございます。
いつも、いつも熊本城のことを気にかけてくださりありがとうございます。
大きな石だけでなく、小さな石も頑張っているから櫓を支えることができました。
復興が進めば、小さな石は見えなくなります。でも、絶対に忘れないようにしようと思っています。
天候はなかなか落ち着きませんね。最近は熊本だけでなく、日本各地が大変なので、私たち頑張ります。
私もこの小さな石たちのこと忘れないようにします。
大きな台風も一段落でしょうか。。これから静かに紅葉の時期を迎えてほしいものですね。