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今年の春、期間限定ではありましたが、行幸坂の一部が通行可能となりました。
(2017年3月25、26日、4月2、3、9日のみ通行可能でした)
現在は通行止めになっています。
(2017年3月26日撮影)
行幸橋から行幸坂を登っていくと、その先には南大手櫓門があります。
でも、今回はそこまでは行けず。でも、今までは鉄骨のトンネルがずこく小さくしか見えなかったので、少しですが近づけました。
赤いトンネル、鉄骨のトンネル
これは熊本城には全然合わない光景です。でも、地震で南大手門の石垣が崩れ、石材や栗石が道いっぱいに広がりました。
そのような状態では関係者も中に入ることができず、ここは昨年2016年6月に石材を撤去。そして南大手櫓門を支えるために鉄骨が組み立てられ、行幸坂に赤いトンネルができました。
このトンネルができたことで、人も車両や重機も通行可能になり、復旧工事が進みました。
奉行丸南東の石垣です。
ここも地震で崩れたのは知っていましたが、自分の目で間近で見るのははじめて。
南東隅が完全に崩れ落ちています。
ここは車も人も通っていたので、もし昼間なら大変なことになっていました。
そういう意味では夜でよかった。地震で熊本城は傷つきましたが、熊本城は誰一人傷つけなかった。その点は本当によかった。
奉行丸の前を通り、未申櫓のほうへ。
このときは一歩、一歩踏みしめて歩きました。何しろ一年ぶりですからね。まるではじめて来たお城のように一歩一歩を大切にし、そして石垣をじっくり見ながら歩を進めました。
(2017年4月2日撮影)
一週間経つと桜もちらほら咲きはじめました。
桜と赤いトンネル、すごく不思議な光景でした。
今まで見たことがない光景。地震後はそんな光景ばかりですが、復旧に当たっては仕方ないですね。
だから、変わりゆく光景を、変わりゆく天守や櫓、石垣のことをしっかり記憶に残したい。
崩れた石垣と桜。
この光景も永遠のものではありません。一時的なものです。
ここがすべて元に戻ったら、石垣にも桜にも『よく頑張ってね。ありがとう。』って伝えたいです。
【お知らせ】
平成29年4月23日(日曜日)午前11頃から約20分間
※前日、22日(土)も同時刻にテスト飛行が行われます。
※悪天候や、ドクターヘリ飛行時などの緊急時の際は、飛行時間が変更または中止となる場合があります。
くまもとよかとこ案内人の会は、
熊本城を中心に熊本市のよかとこ!(良い所)をご案内しています。
熊本城下『城彩苑』に平日3名、土日祝日4名が待機しています。赤いジャンバー(ポロシャツ)のユニフォームが目印です。
無料で熊本城を1時間位ご案内致します。
お一人様でも、グループ(7~8名)でもご利用いただけます。どうぞご利用下さい。
城彩苑案内所常駐ボランティアガイド
受付時間 9時~15時
熊本市内のご希望場所へのご案内は事前のご予約をお願いいたします。
ガイド料は無料ですが、交通費としてガイド1名に付き2,000円お願いしております。
観光ボランティアガイド 『くまもとよかとこ案内人の会』
http://www.k-yokatoko.com/
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桜の馬場 城彩苑 総合観光案内所内
電話 096-356-2333
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