水前寺成趣園は昨日5月16日(月)より開園しました。
★5月16日~31日 開園時間 8時半~17時まで、拝観料 無料
★6月1日(水)以降は通常開園
※余震の状況や安全確認等の状況により変更になる場合もあります。
詳しくはホームページをご覧くださいませ ⇒ 水前寺成趣園
地震後はじめて水前寺成趣園(すいぜんじじょうじゅえん)に行ってきました。(2016年5月14日撮影)
大鳥居がありません(T_T)
ニュースで大鳥居が地震で崩落したのは知っていましたが、いつもあるものがないと寂しい。
大鳥居が撤去された跡です。まさかこんな風になるとは・・・。
以前はこんな風でした。これが永遠に続くと思っていました。(2016年2月撮影)
この大鳥居は明治43年に建立されたもので、継ぎ目のない御影石で造られたとても立派なものでした。
明治四十三とあります。
100年以上、ここでたくさんの人々を見守ってくれました。長い間本当にありがとうございました。
できるなら、元に戻してほしいです。大鳥居がないと寂しいので・・・。
細川護熙さんの書は大丈夫でした。
ここ水前寺成趣園は近世細川家3代・忠利公がここに水前寺と御茶屋をつくり、その後5代・綱利公が現在の桃山式回遊庭園を完成されました。
ここは地震前と変わらず。
地震後、池の水が干上がり、底を7~8割ほど露出させましたが、少し水が戻ってきたようです。
この角度で見るとかなり戻り、美しい庭園ですが、角度を変えると・・・。
ちょっと角度を変えると底が見えます。
こんな風になるなんて誰が想像したでしょうね。これでも地震直後よりは水が増えたので必ず元に戻ると信じています。
よーく見たら、何か所かあぶくが見えたので湧いていると思います。あれは絶対にあぶくだと思いたい!!!
そして、嬉しいことに昨日の雨でさらに水が戻ったようです。
この写真は先週の土曜日に撮ったものなんですが、昨日のニュースで見た水前寺成趣園はこれよりも水がありました。
少しずつ少しずつ増えているようです。
この写真2014年5月に撮影したものです。このとき水がキラキラ輝いていた。
そして今も輝いている。水は透き通りとてもきれいでした。だから元に戻りますよ。絶対に戻りますよ。
ここからはまた地震後の写真です。昔の写真もアップしているのでややこしくてすみませんm(__)m
鯉は元気でした。気持ちよさそうに泳いでいました。
この鯉たちも怖い思いをしたのよね。これからはのんびり、すくすくと過ごしてほしいなー だからもう地震はなしにしてほしい。
古今伝授の間から泉里さんのほうへ行くと水の量も多いです。
石を見ると以前より水の量が少ないのがわかりますが、それでも地震直後よりも多くなっています。
古今伝授の間です。私は14日に行ったのでこの時点では営業していませんでした。
古今伝授の間も昨日(16日)から営業しています。こちらは大きな被害はなかったそうです。でも気になるので、また近々行ってきます。
そして、ここからお庭を眺め、お茶を頂いてきま~す。
能楽殿も外から見る限りは被害がなかったように見えました。
素人なので細かいところまではわかりませんが。
細川幽斎公と忠利公の像も無事でした。
水前寺成趣園はいつ行ってもきれいです。地震後もきれいでした。ゴミひとつ落ちておらず本当にきれいでした。そして松の木もいつもと変わらずお手入れされていました。
地震で大変な状況になったのに、今までと変わらずできることは淡々と行っている方々がいます。それがとても素敵でした。できるところから日常を取り戻していかなくてはいけませんね。
水前寺成趣園
http://www.suizenji.or.jp/
熊本市中央区水前寺公園8-1
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます