K_MAXのブログ

東京都町田市から愛知県碧南市に単身赴任しています。
趣味やつぶやきのブログです。

重松 清 4作

2016年01月18日 00時45分48秒 | 読書

ここの所、連続して重松清の4作を読みました。
日常のちょっとした隙間に不思議なことがあること、普通の日常にも熱い思いをこめることがあること。
重松清は読者に結論を強要していません。
ただ、普通の日常が、実は非日常であることを教えてくれています。

重松 清 4作の画像


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お勧め 本 【鉄の骨】  3:34 pm

2015年01月24日 15時37分40秒 | 読書

一時期はどの業界にも存在していたものの、公正取引委員会の厳しい取り締まりにより影を潜めた「談合」。
この存在の否定により多くの会社が倒産に追い込まれました。
必要悪であり、社会倫理に反すると言われてきた「談合」はなぜ必要だったのでしょうか。
この題材を,典型的な談合の温床であったゼネコン業界を舞台設定にして、池井戸潤が真正面から挑んだ力作です。
多彩な登場人物と、場面設定は、各業界通の元銀行マンの経験が生かされており、痛快読破できる秀作です。

お勧め 本 【鉄の骨】   3:34 pmの画像


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レキシントンの幽霊

2014年11月27日 23時19分41秒 | 読書

珍しく村上春樹の短編集。
今人気絶頂の百田尚樹や池井戸潤が、リアリティを原点にヒューマンミステリーを描いていくのに対し、その対極にいるのが、村上春樹の文学のような気がします。
村上文学のベースはファンタシズムをベースに人間の心の奥底に潜む謎に迫ります。
この短編集でも、その謎が垣間見えます。
やはり、ノーベル文学賞候補と言われる文学者の作品ですね。

レキシントンの幽霊の画像


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お勧め 『空飛ぶタイヤ』

2014年11月15日 01時47分54秒 | 読書

秋の夜長の読書 というわけではないけれど、ふと書店で手に取った本がこの
『空飛ぶタイヤ』でした。
実際に有った、トラックのタイヤ脱落による横浜母子三人死傷事故と某自動車会社の大規模なリコール隠しを題材にした物語です。
企業倫理とは何か。家族愛の素晴らしさとは何か。
池井戸潤のドラスティックなドラマ展開が面白く一気に読破した感じです。

お勧め 『空飛ぶタイヤ』の画像


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心温まる短編集2冊

2014年10月26日 01時49分38秒 | 読書

久しぶりに、本のこと。
いつも長編小説ばかり読んでいましたが、久々に短編集に手が伸びました。
この2冊は、題目の通り、心温まる短編が詰まっています。
是非読んでみてください。

心温まる短編集2冊の画像


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