軽井沢ル・ボン・ヴィボン

信州産サフォーク羊~菅平ダボス牧場

こんにちは、シェフの梅田です。

ヒマなわけではないのですが、本日2回目の更新です。
実は先ほどアップした紅葉の話がイレギュラーで、こちらが本来書きたかった内容です。

報告が遅くなりましたが
夏の繁忙期の直前に、ご縁あって菅平にある「ダボス牧場」を訪問しました。

こんな感じで
標高の高い場所に広い牧草地が確保されています。

放牧もされているそうです。



ダボス牧場で肥育しているのは
「短クロ」と呼ばれる
短角牛と黒毛和牛を掛け合わせたもの



写真は割愛しますが
希少な中ヨークシャー種(やや小型の白豚)の豚

そして、こちら。
サフォーク羊



生産者のお話をたくさんお聞きして
色々と勉強になりました。

最近食肉について、感じていた様々な疑問や考察のようなものが
ここで一気に解消したような、大変意義ある見学となりました。
もちろん良い話ばかりではありません。
良いも悪いも含め、日本の畜産の問題点まで、包み隠さず様々なお話を聞かせてくださった
生産者の伊藤さんにはただただ感謝です。
腑に落ちる話というのはこういう事なのだと感じます。

中々希少で手に入りにくい素材です。
ただいま手元に、こちらのサフォーク羊がご用意できております。

アラカルトでのご用意が基本ですが
ディナー8000円以上のコースには組み込むことも可能ですので
ご希望あれば予約の時点で、その旨をお伝えくださいませ。
出来る限りで、対応させていただきます。
(早期欠品の可能性あり)

また、前菜ではサフォーク羊の腸詰め(ソーセージ)の「メルゲーズ」や
煮込みに適した部分を使って、クスクスと共にご提供する「ナヴァランダニョー」などもご用意しております。

発酵系の素材を織り交ぜた、独自の配合飼料(とても良い香りがしました)で育てられた
仔羊(正確にはホゲットです)は一味違います。
飼料を配合するのは料理と同じで
ここの動物たちは美味い物を食べて育っている、と前出の伊藤氏。

この機会にぜひ、ご賞味ください

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