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カトマンズタクシー事情

2009-10-08 20:40:07 | 2009年8月カトマンズ


カトマンズのタクシーは基本的にはメーター制だそうだ。

ただし、ホテル前で客待ちしているようなタクシーは値段交渉をしてくるし、

何台かに1台は‘改造メーター車’で、やけに高速でメーターが上がるそうだ。

油断も隙もあったものではない。

    

カトマンズのタクシーの車体には「SUZUKI」の文字がある。

聞けばインド工場で作ったスズキ車だそうだ。

見たところ1000cc程度の車体とみた。

    

パタン散策を終え、次の目的地スワヤンブナートまでタクシーで行くことにした。

ダルバール広場で客待ちしている若い運転手に

「メータ・マ・ジャノス(メーターで行ってくれ)」

と言って乗り込んだ。

朝乗ったタクシーはメーターが壊れていたが、このタクシーはメーターが動く。

約200mか300m程でRs4.4ずつメーターは上がった。

パタンからスワヤンブナートまで渋滞もあって料金はRs340。

ちょっと高いような気もするが、Rs400渡して「釣りは取っとけ」とかっこつけた。



    

ちなみにこの運転手、私がスワヤンブナートを見ている間中、駐車場で待っていたのだ。

観光客であることは間違いないし、気前のいい客だと思われたようだ。

実際、この後タメルまで戻るのにタクシーを使おうと思っていた。

「待っててくれたの?」とフレンドリーに乗ったんだけど

今度は「タメルならRs200」と言い値を言ってきやがった。

「メーター・マ・ジャノス! でなきゃ降りるぞ」と言ってドアを開けたら

「あなたを待っていたんだからお願い」見たいなことを言う。

気の優しい日本人としては、「Rs150!」とケチな値切りをして交渉成立。

それでも降りる時、何となくこのネパリの若い運転手に悪いような気になった。

チップ用に日本から持ってきた4色ボールペンをあげたらすごく喜んでいたな。

製薬会社のネームが入った販促品なんだけど…

やはり私は、気が優しいんではない。

ただの気が弱く、気前の良い客だったようだ。