どの屋根も 天に合掌 風薫る NHK俳句より
今年のお盆、家族を連れて「白川郷」に避暑旅行に出かけた。
白川郷は合掌集落で有名な世界遺産の村。
集落内には急勾配の茅葺屋根を載せた家屋いたるところにあった。
民家はもとより、民宿や土産店、飲食店なども茅葺屋根のところもある。
私が一番好きな構図は、実り始めた稲穂の絨毯越しに見える合掌造り。
正面から見ると窓や玄関が目口に見えて、藁頭巾の童のようだ。
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集落を散策した。
雑草の生えた畦や魚の泳ぐ用水。
神社の境内や高台の展望台。
自分の子供の頃の遊び場って、まさにこんなところだったなぁ。
暗くなるまで田んぼや神社で遊んでいた子供の頃の景色が頭の中で蘇る。
懐かしさを感じてしまうのは何故だろう。